2003年1月31日金曜日

2003年1月31日(金) 表参道FAB

「歌会」というイヴェントに弾き語りで参加。
今夜の3組の共演者は20代と思われる随分と年下の人達ばかり。皆、演奏も歌もうまいし、熱も伝わってくる。楽曲のクオリティも高い。素直で誠実な感じ。 けれど。アクとか毒気、やばさとか色気、芸人根性というものはあまり伝わってこなかった。これならオレが目立つなぁ。
客席は若い女子が中心。皆、素直で反応が早く、ライブは大盛り上がり。ミーハーでウブなお客さんはいい。
オレはイヴェントに参加する時はいつも、共演者と楽屋で和気あいあいと振る舞う一方で、この日いかに自分が一番のインパクトを残すかということを考えてい る。セッションの時には共演者の力を10まで引き出して、自分もその力に乗っかりながら、その力に負けない演奏、パフォーマンスを魅せようと思っている。
共演者どうしが触発しあうことによって、皆がその瞬間にしか生まれない何かを残すことが出来たら、それこそが理想的なライブ・イヴェントだと思う。

2003年1月30日木曜日

2003年1月30日(木)


下北沢でチーム・リクオの親睦会をかねた飲み会をやる。飲んで、食って、大いに語り合う。
二次会はオレがライブをやらしてもらうこともあるラ・カーニャへ。そこで某インディーズ・レコード会社の社長と合流。自分がいかに腹黒く、ハートガピュアであるかということを、とくとくと説明される。
オレは調子に乗ってまた次の店へ。ここも馴染みの店だから、知った顔が色々。「久しぶりやん、元気?」なんて一通りの挨拶をしていたときに、店に入ってきた奴の顔を見たら、わお~、十数年振りの再会。生きとったか。
で、その次に入ってきた奴がまたまた久しぶりの再会。そいつと最後に飲んだのが、もう5年以上前、そう言えばこの店やん。
あん時はハードな酒やった。なんせ朝の7時頃まで店に居座って、二人で延々と大げんかを続けたのだ。閉店時間なんかとっくに過ぎているのに、マスターのTちゃんはオレ達のけんかを最後まで見届けてくれた。なかなかできんことやね。

あの時、あんだけ言い合えてよかったなと思う。だからこんな感じでまたいっしょに酒が飲めるわけやし。そのときに彼から言われた言葉は忘れない。
「おまえは繊細にして無神経なんじゃ!」
いいフレーズだと思ったので、後に『ピアノライダー』という曲の歌詞で使わせてもらった。

2003年1月29日水曜日

2003年1月29日(水)

渋谷のB.Y.Gで友達のバンドである「バンバンバザール」のライブを観る。
アコースティック色の強い、随分とレイドバックした演奏だった。最近はオレのライブでも大活躍のヴァイオリン奏者、玉城あやちゃんがサポートで参加していて、存分に存在感を示していた。
メンバー全員が音楽をじっくり噛み締め、味わっているような風情。心地よい演奏のおかげで、お酒もよくすすんだ。
ライブの後の打ち上げにも参加。開演前から飲み続けていたので、その頃には完全に出来上がった状態。さらに飲んで、しゃべりまくり、回りを気にせず大いにはしゃいだ。
いっしょに打ち上げに参加したドラマーの小島くんが、オレを部屋まで送ってくれたのだが、別れ際に一言「人の話は聞くように。」と言われる。スンマセン。

2003年1月28日火曜日

2003年1月28日(火)

晴れ。暖かい。
今日も日中は邪念をシャットアウトして曲作り。メロディーはできているので詞をひねりだす。
夜になってからビデオ録画していたアニメ映画『千と千尋の神隠し』をはじめて観る。ようできた映画やなぁ。スペクタクルな映像、魅力的なキャラクターの数々、示唆的なストーリー、観どころ満載でほんま楽しめた。
登場したキャラクターのなかでは、‘顔なし’が特に印象に残った。あれはなんで顔がないんやろ?執着と欲望に振り回されて、自分を見失い、顔がなくなったんかな?最後に居場所と役割を見つけた‘顔なし’は、顔を取り戻すんかな?・・・

2003年1月27日月曜日

2003年1月27日(月)


午後から曲作り。すぐに皆でセッションできるよう、少ないコードでシンプルな曲作りを手掛ける。
たどりつく場所もよくわからない旅の途中で抱くとまどい、ためらい、恐れ、そしてたまってゆく疲れ、それらを振り払い、夜毎その瞬間にすべてをささげる~そんなイメージ。
夜中にケーブルテレビで映画『モハメド・アリ かけがえのない日々』を観る。
アフリカ系アメリカ人の英雄であるヘビー級ボクサー、モハメド・アリが当時の世界チャンピオン、ジョージ・ファーマンに、ザイールのキンジャサで挑戦し、 チャンプに返り咲くまでを追い掛けたドキュメンタリー映画。3年程前に渋谷で観た映画なのだが、また感動。
オレはこの試合を小学校3年生の時に自宅のテレビで観戦していた。それ以来、アリのタイトル・マッチは欠かさず、親父といっしょにテレビ観戦するようになった。
その年、マンガ「明日のジョー」の連載が少年マガジンで最終回をむかえた。オレはその号を本屋で立ち読みした。真っ白な灰になったジョーが心に焼き付いた。
その頃、自分の勉強部屋にはダウンしたファーマンを見下ろすアリと、世界タイトルマッチで15ラウンドを戦いぬいた後、コーナーポストの前に置かれた椅子に座り、静かに目を閉じているジョーのポスターが貼ってあった。

2003年1月26日日曜日

2003年1月26日(日)


「人生は所詮、ギャグ」~ターザン山本
自分を笑え。
また朝まで『ラストワルツ~特別編』DVDを観ていた。

2003年1月25日土曜日

2003年1月25日(土)

渋谷のシネマライズで『僕のスウィング』といフランス映画を、友達夫妻といっしょに観る。
ジプシーであるロマ民族の文化を描き続けるトニー・ガトリフの最新作。
この映画はジプシー音楽とスウィング・ジャズが融合したマヌーシュ・スウィングと呼ばれる音楽にスポットをあてている。いい映画だった。
色々と印象に残る場面があったけれど、特に主人公のギター教師役で出演していたジャンゴの後継者、 チャポロ・シュミットを中心としたバンドによるキャンピングカーでの演奏場面が圧巻だった。その場面を観ていたら、なんかしらんが急に泣けてきて、あわて た。確かに素晴らしい演奏なのだが、泣くか?オレ。
気持ちは結構平静なのに、なぜか涙が出てくることって、あります?
映画を観た後、道玄坂沿いにある居酒屋へ。酔いが回って、もう一軒。そのお店のオーナーが知り合いだったので、タダ酒をたくさんふるまってもらう。なんていい店だ。
いい気分で帰宅。

2003年1月24日金曜日

2003年1月24日(金)

午後、自宅からチャリンコで西麻布にある事務所まで走る。約45分で到着。長時間、チャリンコを乗り回したのは久しぶり。気持ちよかった。
事務所でiBookを使ってパソコン講義を受ける。新譜発売に向けてのミーティングもやる。
また、夜更かし。朝方、「ラストワルツ~特別編」のDVDを観る。何度もヴィデオで観ている作品なのだが、特別編と言うだけあって、ボーナス・トラックも充実していて再び大感動。
旅を続ける歌うたいが一同に会して繰り広げる一夜限りのカーニバル。これ、オレのやりたいことの一つやね。
このカーニバルが一つの時代の終わりを告げるザ.バンドのラスト・コンサートであるところがまた、感慨深い。自分は何を始めて、何を終わらせたのか?なんてちょっと考えてみたりして、ようわかりませんわ。
「ラストワルツ」の映像は、ステージ上で音楽が生まれる瞬間、そしてそのときめき、感動を見事にとらえている。今回、あらためてスコセッシ監督のザ・バンドと音楽に対する愛情、情熱の深さを感じた。

オレのiBook(初公開!)で観る『ラストワルツ~特別編』
これが事務所から貸し出されたデジカメだ(自宅の鏡に向かって撮影)!!

2003年1月23日木曜日

2003年1月23日(木)


とにかく毎日iBookを使うようにしている。
思ったより早く使いこなしている気がする。

 よろずに 依枯のこころなし
 仏神は貴し 仏神をたのまず
   ~宮本武蔵の絶筆『独行道』より
今日はこの二つの言葉を繰り返した。

2003年1月22日水曜日

2003年1月22日(水)


午後3時から、麻布十番にあるすたじおKで携帯の着信メロ用のレコーディング。オレの20種類のピアノフレーズが着信音に使われるのだ。
夜中に学くん(去年まで彼といっしょにヘルツというバンドをやっていた)と長電話。そっちも、いろいろあるみたいいやね。それはきっといいことだ、ということにしよう。てな会話もありました。
ちょっと、ほっとした。

2003年1月19日日曜日

2003年1月19日(日) 秋葉原GOOD MAN(共演:鈴木祥子、エンバディーズ)


今夜の出番は最後。
楽屋から祥子ちゃんを見送って、オレは客席に向かう。隅のカウンターに寄り掛かって、ビールを飲みながら、彼女の演奏を聴く。
「今夜の選曲は“愛”がテーマです。」
そんなMCをはさんでから、彼女は歌い始めた。
なかなかディープなラヴソングが続く。どの曲も「愛」という言葉に翻弄され続ける女性の歌のように聴こえた。浮き彫りにされるのは孤独感。彼女のきれいな 歌声の中にはノイズが含まれている。そこが美しいと思う。祥子ちゃんがこのままリミッターをはずしていったらどうなるのか、楽しみ。
彼女のステージを観て、オレも今夜の選曲のテーマを決めることにする。
「オレの選曲のテーマは“孤独”です。」
こんなMCをはさんでから、まずは即興で一曲。タイトルは秘密。
ステージの途中で急に、一昨日から作り始めた曲を歌ってみたくなる。しかし手許に歌詞がないので、お客さんをおいて楽屋まで作詞ノートを取りに行く。例によって行き当たりばったりのステージ。
“孤独”をテーマにしていたはずが、ステージがすすむ内に、いつのまにかテーマが“愛欲”に変わってたりして。それもあり。
今日はコール&レスポンスを控える。バラード中心に、エモーショナルな演奏ができた。アンコールは祥子ちゃんと3曲、セッション。最後はスーパーバタードッグの『サヨナラカラー』をデュエット。

さよならから始まることがあるんだよ
本当のことが見えてるなら
その思いをすてないで
 (『サヨナラカラー』より)

今夜のテーマは「愛と孤独と別れ」でした。

2003年1月18日土曜日

2003年1月18日(土)

新宿のヨドバシカメラでiBookを購入。12インチの一番小さなやつ。
4年以上前に中古で買った、マックのパフォーマーを使い続けてきたのだが(といってもたいして活用していない)、もう限界、というかとっく限界だったのだ。
事務所からはデジカメを貸し出されたので、これからはiBookとデジカメを持ってツアーに出るつもり。

2003年1月17日金曜日

2003年1月17日(金)

吉祥寺にあるマルイとパルコのバーゲンで買い物。
「サヨナラは出会いの言葉なのか?」
吉祥寺に向かう道すがら、ふとこんなフレーズが思い浮かんだ。
 さよならは 別れの言葉じゃなくて
 再び出会うまでの遠い約束
 いまを嘆いても
 胸を痛めても
 ほんの夢の途中
昔、誰かがこんな風に歌っていたのを思い出す。
夜中から曲作り。
始まりはいつでも別れから。
共有していた大切な過去をよごしてしまえば、再び会うこともできない。
こんなことを考える。
「出会いは偶然、別れは必然」
どっかで聞いた言葉。
「さよならだけが人生さ」
えらい作家が言ってた言葉。
結構、身を削って曲を書いた。

2003年1月16日木曜日

2003年1月16日(木)

東京に戻って午後3時から事務所で打ち合わせ。
その後、6時半から新宿で人と会う。
目の前の相手に何かを伝える時、相手に対する思いやりやリスペクトがなければ、正しいことも伝わらない。その正しさが自分にとっての正しさでしかなければ、相手には受け入れてもらえない。互いが相手の立場に立つことの難しさを実感する今日この頃。

2003年1月13日月曜日

2003年1月13日(月) 能代・チャップマン

ホテルで爆睡していたら電話がけたたましく鳴って目がさめる。
昨日の打ち上げに参加していたSさんからの電話。そうだ打ち上げの席で、能代に入る前に温泉に行く約束をしていたのだ。
二日酔いの体を引きずるようにしてホテルを出る。市内から車で30分ほどの山あいにある白鳥座という温泉に到着。露天から眺めることのできるいわき山は、 絶景。とてもいい湯だった。その後、會という蕎麦屋で、うまい天婦羅蕎麦を食べてから、能代へ向かう。
電車に揺られ4時半頃、能代に到着。
今夜はライブ前に千円以上するユンケルを飲んでからステージにのぞむ。
能代でのライブはもう5、6回目。いつもチャップマンのマスターである廣瀬さんが地元のホールなどを借りて企画してくれるのだが、廣瀬さんのお店でライブ をやらせてもらうのは始めて。普段は喫茶店で、30人も入れば席が埋まってしまう小さなスペースなので、とにかくお客さんが近い。知った顔も多い。非常に くつろいだ、アットホームなライブになった。普段やらないような曲もいろいろ演奏した。久しぶり再会する友達との時間をじっくりかみしめて、楽しんだよう な気分。

2003年1月12日日曜日

2003年1月12日(日) 弘前・萬燈籠

飛行機の中で爆睡していたら、あっという間に青森空港に到着。空港からバスで一時間かけて弘前へ。車窓の風景は白銀の世界。
ホテルにチェックインした後、お店に向かう道すがら入った蕎麦屋で遅い昼食。イノシシ蕎麦というのを頼んでみる。イノシイのだしがでて、こってり味。
う~ん?
雪道に何度も足を取られながら、4時半頃、萬燈籠に入る。女主人のスミさんと1年振りに再会。会うなり「今日は4時ぐらいにしときますか?」と言われ、ち とたじろぐ。前回の打ち上げが実に盛り上がり、地酒(菊まさやったかな?)もすすんで朝の五時半まで盛り上がってしまったのだ。スミさんはかなりの酒豪で ある。今夜も心してかからねば。
つうわけでライブ前に胃腸に効く漢方を5錠飲んでからステージに向かう。いい感じで席が埋まっている。嬉しいね。前回に続いて、今回のお客さんも熱い。
煽り、煽られ、いい盛り上がり。アンコールもばっちり決めて、楽屋代わりの厨房へ戻るも、再びアンコールが。お客さんの数人は「ケ.セラ」コール。「ケ.サラ」や、ちゅうねん。気分がよかったので再びアンコールにこたえる。
で、そのままの勢いで打ち上げに突入。
このお店には何故かさまざまなパーカッションが置いてあるのだが、誰かが打ち上げの席でその内の一つであるフレームドラムを叩き出したのをきっかけにセッ ション大会が始まる。オレは主にカフォンを使ってセッションに参加。みなでトランス状態に入る。ディジリドゥを吹き続ける奴、灰皿をはしで叩き続ける奴、 うめき声を発する奴もいたりして、端から見れば異様な怪しい集団である。
飲んで騒いで楽しい打ち上げだった。
で、ホテルに戻ったのが午前5時頃。天井が回ってる。
やってもうた。

2003年1月11日土曜日

2003年1月11日(土) 吉祥寺スターパインズカフェ

今日もお呼ばれのイヴェントに参加。共演はブラック.ボトム.ブラス.バンド、カリフラワーズ、ヤング.ナッツ。
トップバッターのヤング.ナッツは初共演で観るのも聴くのも初めて。これがほんとに楽しいジャグバンドだった。とにかく演奏、しゃべり共にメンバー間の息 がピッタリ。間の取り方もいい。遊びに来ていたロッキンタイムの今野君といっしょにフロアで観ていたのだけれど、小気味良い演奏と絶妙のトークに煽られ て、すっかりお客になってしまい、ビールも多いにすすんでしまった。
つうわけでオレもお客さんも最初から出来上がった状態でリクオライブ、スタート!このイヴェント、演る方も観る方も、とてもオープンでリラックスしていて、いい感じ。楽しみ方を知っているお客さんなので、こっちもやりやすい。
今夜もオレの大好きなミラーボールが回る、回る。サンキュー、ミラーボール!オレ、絶好調。
イヴェントの最後は出演者全員で「ジーザス.オン.ザ.メインライン」をセッション。オレはハンドマイクで2番の部分をエルビス気取りで歌う。その後はピ アノも弾かず、ステージ中央でジャンプ、ジャンプ!客もつられて方々でジャンプ、ジヤンプ!徹夜明けでこんなに元気な自分が不思議。
「すべては今夜のために!」
最近のオレのステージはほんまにそんな感じ。

2003年1月10日金曜日

2003年1月10日(金) 下北沢CLUB QUE

今年、初ライブ。朝まで曲作りをしていたので、睡眠不足でちと疲れ気味。
これではいかんとライブ前に気付け薬としてアルコールを注入。お、なんか楽しくなってきたぞ。ステージに登場するころにはいい感じに仕上がる。
出だしからオレワールド全快。地味そうに見えた客席もどんどん盛り上がってくる。そうそうこの感じ。ミラーボール、スタート!イエーこのままいくぞ~!
とみせかけて、バラード。仕上げたばかりの新曲「美しい暮らし」もやってみる。お、いけるんちゃう。
最後は対バンの若手バンド、スキマスイッチ、カーブのメンバーとセッシヨン。弾けろ若者!アホになれ。そう、その感じ。まだいけるんちゃう?おっと、そうきたか。これで、どうや!お~、やるな~。ほな、このまま行こか!!
みんなええ表情してんな~。ハッピ~!!
つう感じで今年のリクオライブもええ感じでスタート!

2003年1月9日木曜日

2003年1月9日(木)

沖縄帰り。
事務所で打ち合わせをやってから部屋に戻る。
疲れているのに、寝つけない。
真夜中、鍵盤の前に座って曲作りを始める。随分前に作りはじめて、未完成のまま放っておいた曲を仕上げる。タイトルは「美しい暮らし」。
曲ができると、救われた気分になる。

2003年1月8日水曜日

2003年1月8日(水) 沖縄キャンペーン

午後一時頃、マネージャーの梶屋さんと共に那覇空港着。
迎えにきてくれた地元イヴェンターPMエージェンシーのIさん、oさんといっしょに、日中は新譜リリースにむけてのキャンペーン活動。主に紙媒体の取材とCDショップ回りをやる。
この日の沖縄は晴天。気温20度前後。柔らかい日射しと陽気に触れていると心身ともにほぐれる。
沖縄は自分にとっては、46都道府県を回った後、最後にとっておいた御馳走のような場所だった。今までなかなかライブをやる機会がなかったのだが、ビギンが去年の6月、彼等の主催するイヴェントに呼んでくれたお陰で、やっと初上陸することができた。
ライブをやってみて、まずお客さんのダイレクトな反応に感動した。沖縄の人はその瞬間を楽しむ術に長けている。数日の滞在で沖縄のことが好きになった。
またすぐにライブをブッキングさせてもらい、10月にシュノーケル持参で再上陸。
たった2回の訪問でさまざまな人に出会った。出会った人たちのなかには、他の土地からやってきて、その風土、文化に魅せられ、居着いてしまった、という人が非常に多い。沖縄に関して自分はまだまだビギナーなのだが、その気持ちも分かる気がする。
しばらく沖縄に通おうと思う。