インフィニィティーの氏家さん、キョンさんと共に昼前に大阪入り。午後から雑誌の取材、FM802の番組「フラワーアフタヌーン」での生演奏、
NHKFMのゲスト出演をこなして名古屋に移動。名古屋駅からタクシーで明日のライブ会場であるボトムラインに直行。お店の入り口でジェイルハウスの小早
川さんと待ち合わせ。小早川さんの好意で、チャック.ベリーやリトル.リチャードらと並び称されるロックン.ロールのオリジネーター、ボ.ディドリーのラ
イブに招待してもらう。会場に付いた頃には、もうライブは中盤。
実はキョンさんはボさんと縁が深い。キョンさんがやっていたバンド「ボ.ガンボス」のボはボさんのボ。10数年前に日本で行われたボさんとボ.ガンボスとのジョイント.ツアーは大いに話題になったものだ。
10数年振りに観るボさんは、身体がひとまわり小さくなっていて、ほとんど椅子に座っての演奏。なにしろ79歳である。
この日のボさんの姿は、生涯現役を目指す自分に、多くの感銘と示唆を与えてくれた。
ボさんが魅せてくれたのは79歳の等身大のロックン.ロール。人間は年をとって行く。ボさんはその事実を受け入れ、今しか出来ないロケンロールをやって
いたように思う。年を重ねて、失う代わりに、手に入れるものもある。ライブをみながら、そんなことを思った。ボさんはウイットとユーモアにあふれた実に
チャーミングなおじいさんだった。
ライブの後、楽屋にお邪魔し、キョンさんに紹介してもらって、ボさんと握手する。
会場を出たところで、ボ.ガンボスのヴォーカリストで数年前に急逝したどんとの奥さんで現在沖縄在住の小嶋さちほさんと思いがけず再会。彼女も偶然、今
夜のライブに来ていたのだ。「どんとが再会をセッティングしてくれたに違いない」と言って、さちほさんはとても喜んでくれる。
0 件のコメント:
コメントを投稿