仙台 Back Page ソウル.フラワー.アコースティック.パルチザン 中川敬(vo,g,三線)/リクオ(key,vo)/奥野真哉(key) アコパルツアーの地方最終日。最初からいい盛り上がり。前半の4曲はめずらしくMCなしで演奏に集中。 選曲と曲順がさして変わらずとも、所変われば、ライブの雰囲気も演奏内容も多いに変わる。昨日のライブで正解だったことが今日も正解だとは限らない。答えは色々。毎回違うから面白い。 その場のさまざま作用を受け入れ、流されながら味わい、楽しむ。そういった柔軟さ、適当さが、小編成のアコースティック.ライブの醍醐味の一つ。この日の 中川君はいつもより力が抜けて、何かに身を委ねている感じ。とてもいい集中力を保っていた。奥野君のプレイは回を重ねる毎にどんどん自由になってゆく。 「お、今日はそうきたか」と、にやりとしてしまう。 ライブは他力。 ライブは成り行き。 ライブは、生き物。 ライブは流れ。 ライブは瞬間のインスピレーション。 ライブは共鳴作業。 ライブは共有。 ライブは循環作業。 ライブは化学反応。 ライブは遊び。 ライブは他者との出会い。 ライブはライフ。 音楽はライブ。 この日の打ち上げ会場は、自分が仙台でいつもソロライブをやらせてもらっているサテンドール。オーナーの岡崎さんの奥さんと息子の直人くん、しんぺいさん、ともちゃんらが厨房に入って、おいしい手料理をふるまってくれる。 渋谷BYGで育ったピアノマン、山本隆太君がたまたまツアーで仙台に来ていて、ライブに顔を出してくれて、打ち上げにも合流。隆太君が遅れて打ち上げに やって来るなり、サテンドールオーナーの岡崎さんが彼にピアノを弾くよう促す。隆太君ためらわずにステージへ向い、ニューオーリンズ.ピアノのスタンダー ドとも言える「ティピティナ」を弾き語りし始める。オレは買ったばかりだというアコーディオンを岡崎さんから手渡されて、打ち上げのソファー席から演奏に 参加。ほどなくして隆太君がオレをステージに呼び込んで2人のピアノ連弾に。今度はオレが奥野君をステージに呼び込んで、3人の連弾によるブギウギ大会。 2次会は地元の知り合いテリーの馴染みのバーへ行き、CDのリクエスト大会。主に初期ロックンロールと70年代ソウルが中心。リトル.リチャードの声の破 壊力、ジョー.ターナーのスィング感、ディアンジェロのいやらしさ、いや~たまりまへん。締めはダニーハサウェイのライブ。「You Got Freind」のイントロが始まった瞬間のあの歓声。盛り上がるわ~。 アコパル.ツアー満喫!! | |
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