日中は13日の440のライブに向けて吉祥寺でリハーサル。
マディーウォーターズの「I JUST WANT TO MAKE LOVE TO YOU」を原曲よりずっとアップテンポのファンク乗りでやってみる。自分が英語で歌うことは非常に稀。
いけそう。
夜は渋谷で行われた知り合いミュージシャンの結婚パーティーに参加。BBBB、バンバンバザール、ビギン、カセットコンロスのメンバー、キョンさん、ロッ
キンタイムの今野君、元BBBBのミッチ他多くの音楽仲間に会う。多くの参加ミュージシャンが演奏を披露。オレも1曲歌う。来週はビギンの等君の紹介で、
彼らの故郷である石垣島ではじめてライブをやらせてもらう。等くんは紹介だけでなく、地元の新聞にオレのライブの推薦文を寄せてくれたり、今回のライブを
色々とサポートしてくれて、ほんとうにありがたい。
2003年12月11日木曜日
2003年12月9日火曜日
12/9(火)名古屋 得三 昇る夕陽
出演:リクオ、ハシケン、サンタラ
今日も共演者のステージをなるべく観るようにした。オープニングをつとめてくれたのは、年明けにメジャーデビューが決まっている男女アコースティックデュ オ、サンタラ。始めてライブを観させてもらったのだけれど、演奏、歌、曲どれも良かった。特に歌。ブルージィーでいて、おしつけがましくなく、透明感のあ る声の響きと表現が印象に残った。彼らは今も地元山梨に住みながら活動していて、デビュ-後も自分達のペースを維持するために、当面は山梨から離れるつも りはないそう。彼らの音楽センスは素晴らしいと思う反面、音楽と自分自身との冷めた距離感に少し違和感を覚えた。彼らが元にしているサウンドの多くが、個 人的なことを歌った生々しい音楽だったから、余計にそう感じたのかもしれない。表現者には「恥じらい」が必要だと思う。彼らはそれを自覚している。そこに センスの良さも感じる。けれど恥をも覚悟で表現する気概が人の心を揺さぶると思うのだ。打ち上げで話をしてみると彼らもそこにジレンマを感じている様子 だった。向かっている方向はきっと同じなのだ。とにかく今後がとても楽しみな二人だ。ハシケンのサポートもやっているパーカッションの朝倉君が、たまたま 今日サンタラのサポートで来ていたので、急遽ハシケンと朝倉くんが数曲セッションする。二人ともええ感じ。とても刺激になった。今日の調子は自分では最高 だった。どんどん高みに昇ってゆく感じ。まだまだ先に行けると実感。諸々のストレスもステージに上がれば昇華される感じ。最近の自分は本当、ライブに救わ れている。ということは来てくれるお客さん、関わってくれる関係者の人達にも救われているということでもある。
パーカッションの朝倉君には自分のステージでもラストの「パラダイス」で急遽カフォンを叩いてもらう。これがすごく良かった。心地よいグルーブを維持しながら、互いに触発しあい、素晴らしい高揚感を共有できた。ぜひまたやらせてほしい。
ハシケンとの「ソウル」は今夜も最高だった。
今日も共演者のステージをなるべく観るようにした。オープニングをつとめてくれたのは、年明けにメジャーデビューが決まっている男女アコースティックデュ オ、サンタラ。始めてライブを観させてもらったのだけれど、演奏、歌、曲どれも良かった。特に歌。ブルージィーでいて、おしつけがましくなく、透明感のあ る声の響きと表現が印象に残った。彼らは今も地元山梨に住みながら活動していて、デビュ-後も自分達のペースを維持するために、当面は山梨から離れるつも りはないそう。彼らの音楽センスは素晴らしいと思う反面、音楽と自分自身との冷めた距離感に少し違和感を覚えた。彼らが元にしているサウンドの多くが、個 人的なことを歌った生々しい音楽だったから、余計にそう感じたのかもしれない。表現者には「恥じらい」が必要だと思う。彼らはそれを自覚している。そこに センスの良さも感じる。けれど恥をも覚悟で表現する気概が人の心を揺さぶると思うのだ。打ち上げで話をしてみると彼らもそこにジレンマを感じている様子 だった。向かっている方向はきっと同じなのだ。とにかく今後がとても楽しみな二人だ。ハシケンのサポートもやっているパーカッションの朝倉君が、たまたま 今日サンタラのサポートで来ていたので、急遽ハシケンと朝倉くんが数曲セッションする。二人ともええ感じ。とても刺激になった。今日の調子は自分では最高 だった。どんどん高みに昇ってゆく感じ。まだまだ先に行けると実感。諸々のストレスもステージに上がれば昇華される感じ。最近の自分は本当、ライブに救わ れている。ということは来てくれるお客さん、関わってくれる関係者の人達にも救われているということでもある。
パーカッションの朝倉君には自分のステージでもラストの「パラダイス」で急遽カフォンを叩いてもらう。これがすごく良かった。心地よいグルーブを維持しながら、互いに触発しあい、素晴らしい高揚感を共有できた。ぜひまたやらせてほしい。
ハシケンとの「ソウル」は今夜も最高だった。
2003年12月8日月曜日
12/8(月)大阪 バナナホ-ル 昇る夕陽
出演:リクオ、ハシケン、アサ.フェストゥーン
今回は舞台袖や客席後方からなるべくハシケン、アサちゃんのソロステージを観るようにした。二人から受け取った刺激を自分のステージに生かしてやろうと 思った。アサちゃんには彼女しかかもし出せない特別な匂い、雰囲気がある。彼女の音楽は今後もマイペースで熟成されてゆくのだろう。ハシケンの歌はとにか く心に沁み入る。弾き語りだと彼の作るメロディーラインの良さがより浮き彫りになる。「間」で聴かせることのできる貴重なシンガーであることも再確認。 「凛」よかったなあ。二人からの刺激を受け取ってステージに。今日はジョンレノンの命日。1曲目に「ジェラスガイ」を歌う。ジョンが亡くなったのはオレが 高一の時。自分でも意外なくらい悲しかったのを覚えている。自由に、わがままに、でもひとりよがりにならず、音を埋め過ぎず行間で伝える。とてもエモー ショナルに演れた。アサちゃんと二人でやったユーミンの「卒業写真」は新鮮だった。自分がこの曲を演奏することになるとは。でも自分なりの解釈で、いいピ アノが弾けた。ハシケンと二人で歌ったソウルは最高だった。彼と一緒にやらせてもらうことによって曲の良さを再発見できたことも収穫だった。打ち上げには マーサの片平夫妻も参加。28日に急遽マーサで今年最後のライブをやることが決定した。楽しみ。片平から「演奏もしゃべりも間の使い方がよかった、そろそ ろ吉本から声がかかるんちゃうか」と言われる。
今回は舞台袖や客席後方からなるべくハシケン、アサちゃんのソロステージを観るようにした。二人から受け取った刺激を自分のステージに生かしてやろうと 思った。アサちゃんには彼女しかかもし出せない特別な匂い、雰囲気がある。彼女の音楽は今後もマイペースで熟成されてゆくのだろう。ハシケンの歌はとにか く心に沁み入る。弾き語りだと彼の作るメロディーラインの良さがより浮き彫りになる。「間」で聴かせることのできる貴重なシンガーであることも再確認。 「凛」よかったなあ。二人からの刺激を受け取ってステージに。今日はジョンレノンの命日。1曲目に「ジェラスガイ」を歌う。ジョンが亡くなったのはオレが 高一の時。自分でも意外なくらい悲しかったのを覚えている。自由に、わがままに、でもひとりよがりにならず、音を埋め過ぎず行間で伝える。とてもエモー ショナルに演れた。アサちゃんと二人でやったユーミンの「卒業写真」は新鮮だった。自分がこの曲を演奏することになるとは。でも自分なりの解釈で、いいピ アノが弾けた。ハシケンと二人で歌ったソウルは最高だった。彼と一緒にやらせてもらうことによって曲の良さを再発見できたことも収穫だった。打ち上げには マーサの片平夫妻も参加。28日に急遽マーサで今年最後のライブをやることが決定した。楽しみ。片平から「演奏もしゃべりも間の使い方がよかった、そろそ ろ吉本から声がかかるんちゃうか」と言われる。
2003年12月7日日曜日
12/7(日)松山 モンク
リハ-サル前にこの日のライブの主催者である梶虎君、スタッフのヒトシ君と一緒に日本最古の温泉と言われる道後温泉に入る。
この温泉には松山に赴任してきた夏目漱石や正岡子規も通っていたそう。
梶虎君は元々、詩人でありシンガーでもある三代目魚武濱田成夫さんのファンで、5年前に濱田さんとオレが共演するライブを京都で観て以来、頻繁にオレのラ イブに通ってくれるようになった。とにかくよく目立つ客で、ヘルツのライブのときだったか、興奮してステージに上がってきてしまったこともあった。彼自身 も詩の朗読をやっていて、とにかくいつも体中からパワーを充満させていた。
梶虎君は数年前に大学を卒業して地元愛媛で就職したのだけれど、そのパワーは衰えることがなく、2年前には彼の生まれ育った愛媛県保内町で、オレのライブ を企画して、人口よりも蜜柑の数の方がはるかに多い町で、世代を超えてたくさんのお客さんを集め、ライブを大成功させてみせた。そして今度は彼が現在暮ら している松山で、ライブを企画してくれたのだ。彼には人を巻き込んでゆく力がある。感動やときめきは分かち合うことによって大きくなるということを、彼は よく知っている。だから彼の回りには、いい仲間が集まっている。チケットは既に前売りでソールドアウト。舞台は十分に整えてもらったので、後は自分がそれ に応えればよかった。多くの力を受け取りながら演奏に集中することができた。最高の夜になった。とても幸せな空間だった。みんな、ありがとう。
この温泉には松山に赴任してきた夏目漱石や正岡子規も通っていたそう。
梶虎君は元々、詩人でありシンガーでもある三代目魚武濱田成夫さんのファンで、5年前に濱田さんとオレが共演するライブを京都で観て以来、頻繁にオレのラ イブに通ってくれるようになった。とにかくよく目立つ客で、ヘルツのライブのときだったか、興奮してステージに上がってきてしまったこともあった。彼自身 も詩の朗読をやっていて、とにかくいつも体中からパワーを充満させていた。
梶虎君は数年前に大学を卒業して地元愛媛で就職したのだけれど、そのパワーは衰えることがなく、2年前には彼の生まれ育った愛媛県保内町で、オレのライブ を企画して、人口よりも蜜柑の数の方がはるかに多い町で、世代を超えてたくさんのお客さんを集め、ライブを大成功させてみせた。そして今度は彼が現在暮ら している松山で、ライブを企画してくれたのだ。彼には人を巻き込んでゆく力がある。感動やときめきは分かち合うことによって大きくなるということを、彼は よく知っている。だから彼の回りには、いい仲間が集まっている。チケットは既に前売りでソールドアウト。舞台は十分に整えてもらったので、後は自分がそれ に応えればよかった。多くの力を受け取りながら演奏に集中することができた。最高の夜になった。とても幸せな空間だった。みんな、ありがとう。
2003年12月6日土曜日
12/6(土)
正午過ぎ、友部さんらと待ち合わせして、地元の方の案内でうどんを食べに行く。さすが高松、うまかった。
夕方に松山着。主催者の梶虎くん、スタッフの三好さんが駅まで迎えに来てくれて宿泊先のある道後温泉まで連れていってくれる。
夜はキーボードマガジンで連載しているコラムを仕上げる。
夕方に松山着。主催者の梶虎くん、スタッフの三好さんが駅まで迎えに来てくれて宿泊先のある道後温泉まで連れていってくれる。
夜はキーボードマガジンで連載しているコラムを仕上げる。
2003年12月5日金曜日
12/5(金)高松 黒船屋
高松駅から車で5分、北浜町の波止場に、元々農協の倉庫だった建物がいくつか並んでいて、そこに雑貨屋、ブティック、カフェなどのお店が集まり、北浜アレ
イと呼ばれるお洒落なスポットを形成している。今日のライブ会場である黒船屋は、その建物の2階にある洒落たカフェ&バー。2階は吹き抜けになっていて、
1階の美容院を見下ろすことができる。窓の景色は一面海で、港からフェリーが行き来するのを眺めることができる。とてもいいロケーション。
高松でソロライブをやるのは始めてである。今日も客が来てくれるのか心配だったけれど、なんとか格好がつくうらいには集まる。とにかく、とても熱いお客さ んであった。今日のライブを本当に楽しみにしてくれていたのが伝わってきて、こちらも乗る。待ってくれている人達がいたんだと思うと嬉しくなる。オープン グアクトをつとめてくれたミレカンさんはピアノと歌の女性デュオ。ブルースフレイバーあふれる演奏でいい感じだった。ピアノのミレイさんはオレのCDを随 分と聴いてくれていたそう。ミレカンでリクオ.ヴァージョンの「ケサラ」をレパートリーにして演奏しているということだったので、アンコールでミレカンの カンさんと「ケサラ」をデュエットさせてもらう。アンコールを終えたらお客さんが皆スタンディングオベーションで拍手してくれた。あんたらええ奴っちや。 打ち上げの席で、たまたま友部正人さんも今夜、高松でライブだったことを知らされたので、早速友部さんと連絡をとって、明日の昼間に讃岐うどんをいっしょ に食べる約束をする。朝の5時前まで飲む。マスターのけいぞうさんはかなりの酒好きであった。
高松でソロライブをやるのは始めてである。今日も客が来てくれるのか心配だったけれど、なんとか格好がつくうらいには集まる。とにかく、とても熱いお客さ んであった。今日のライブを本当に楽しみにしてくれていたのが伝わってきて、こちらも乗る。待ってくれている人達がいたんだと思うと嬉しくなる。オープン グアクトをつとめてくれたミレカンさんはピアノと歌の女性デュオ。ブルースフレイバーあふれる演奏でいい感じだった。ピアノのミレイさんはオレのCDを随 分と聴いてくれていたそう。ミレカンでリクオ.ヴァージョンの「ケサラ」をレパートリーにして演奏しているということだったので、アンコールでミレカンの カンさんと「ケサラ」をデュエットさせてもらう。アンコールを終えたらお客さんが皆スタンディングオベーションで拍手してくれた。あんたらええ奴っちや。 打ち上げの席で、たまたま友部正人さんも今夜、高松でライブだったことを知らされたので、早速友部さんと連絡をとって、明日の昼間に讃岐うどんをいっしょ に食べる約束をする。朝の5時前まで飲む。マスターのけいぞうさんはかなりの酒好きであった。
2003年12月4日木曜日
12/4(木)高知 BB CAFE
高知に来るのは、何年振りなのか覚えていないくらいに、久し振り。前に来た時から10年以上経過しているのは確か。空港からバスで市内に入り、市の中心部
にある国際ホテルにチエックイン。目の前がはりまや橋。はりまや橋って、こんなにしょぼかったっけ?会場入りまで時間があるので、帯屋町界隈を散歩。高知
城へも行ってみる。快晴で、気候も温暖。歩いていて気持ちが良い。
梵(ぼん)というカフェで一服。そこで食べたシフォンケーキがとても美味しかった。ホテル近くの公園で腰をおろし、ぼんやりしていたら二十歳前後と思われ る青年が話し掛けてきたので、色々と話しする。彼は東京に憧れていて、一度は上京したいと思っているとのこと。「高知には自然しかないけれど、東京に行け ば色々なものが見れるんでしょうね」と彼が言うので、「高知の自然をみるのにお金はかからないけれど、東京では、見たいものも、手に入れたいものも、お金 を要求されるところだよ。」とこたえる。高知でソロライブをやるのは今回が始めて。自分にとっては未開地。心配はしていたのだが、予想以上に厳しい客入 り。それでも盛り上がってくれたお客さん、あんたらはえらい。
ありがとう。 また、ここからが始まりやね。
梵(ぼん)というカフェで一服。そこで食べたシフォンケーキがとても美味しかった。ホテル近くの公園で腰をおろし、ぼんやりしていたら二十歳前後と思われ る青年が話し掛けてきたので、色々と話しする。彼は東京に憧れていて、一度は上京したいと思っているとのこと。「高知には自然しかないけれど、東京に行け ば色々なものが見れるんでしょうね」と彼が言うので、「高知の自然をみるのにお金はかからないけれど、東京では、見たいものも、手に入れたいものも、お金 を要求されるところだよ。」とこたえる。高知でソロライブをやるのは今回が始めて。自分にとっては未開地。心配はしていたのだが、予想以上に厳しい客入 り。それでも盛り上がってくれたお客さん、あんたらはえらい。
ありがとう。 また、ここからが始まりやね。
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