2004年12月9日木曜日

12/09 (木) 京都 磔磔 リクオのハプニングデイズ

 会場入りする前に、久し振りに実家のアプライト.ピアノを弾く。中学生の時に両親に買ってもらったピアノで、購入する際、楽器屋の倉庫まで行って、自分 で何台も試奏させてもらい選んだピアノである。ヤマハにしては乾いていて、味のある音がする。調律は狂っているが、久し振りに弾いてみて、なかなかいいピ アノだと思った。
 磔磔での2日間は自分の過去も振り返りながら、現在地を確認できる内容を意識した。先日大阪サンケイホールのライブイヴェントで、12年前以上前にリリースした「胸が痛いよ」を久し振りに歌ってみて色々と感じたことが、影響していたかもしれない。
 磔磔という場所と、有山さんとはじめにきよしのゲストは、今日の狙いには最適であった。関西在住の二組のゲストからは、予想通り、強い土着性を感じた。
 音楽性や、生き方において、自分が有山さんから受けた影響は大きい。出会った当初は、有山さんの話し方まで真似したりしたが、まじかで、あれだけの個性に触れると、とてもこんな人にはなれないし、なる必要もないと、すぐに気付かされた。
 リハーサルの時から、有山さんのギタープレイをときめきの表情で見つめるはじめ君の様子が、とても印象に残った。はじめ君は学生時代にオレのライブを地元大阪で、よく観ていたそうだ。はじめにきよしの二人は、有山さんや、オレの流れを受け継いでくれていると思う。
 有山さんもはじめにきよしも、奏でる音と人間性が直結している。音を出す以前の、たたづまいからして味がある。その存在が音楽を奏でている。
 今日は「胸が痛いよ」、ジョンレノンの「oh my love」等懐かしいレパートリーを数曲やった。地元の旧友が数人観に来ていて、皆一様に、これらのナンバーを聴いて当時を思い出したりして、とても良かったと言っていた。音楽が記憶を刺激することをあらためて実感。
  近くのカフェでザッハトルテとピアニストの佐山雅弘さんがライブをやっていたので、打ち上げはその店に合流させてもらう。金沢から、もっきりやのマスター 平賀さんと奥さんのかおるさんも来ていて、一緒に盛り上がる。宴の途中で、佐山さんがステージのピアノを弾きだしたので、リクオも1曲という話になる。佐 山さんと連弾で1曲。曲の途中で女性のヴァイオリン奏者がいきなりセッションに加わってくるハプニングがあったりして楽しかった。
★磔磔の前で有山さんと。

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