2003年2月26日水曜日

2003年2月26日(火) 札幌琴似・AMICA

小樽から再び札幌へ向かう。この日は豪雪。
小樽で泊まっていたホテルから駅までは普通に歩けば5~6分という距離なのだが、この豪雪の中、旅の荷物を抱えて歩くのは結構大変だった。特にパーカッションを手持ちしているヤマサキ君はつらそうだった。 

 豪雪の中、小樽駅に向かう
札幌に着いたらまた夕方までキャンペーン回り。
さすがに疲れがたまっていて、ラジオの生本番中に強力な睡魔に襲われる。
夕方4時頃に今日のライブ会場、AMICAに入る。道内6ケ所ツアーの最終日。
AMICAは、何度もライブでお世話になっているコミュニティFM三角山放送局に勤めていた柴田さんが新しくオープンさせたフリースペース&カフェで、ラ イブをやらせてもらうのは初めて。元々、今回のツアーで札幌をブッキングする予定はなかったのだけれど、道内ツアーがあることを知った柴田さんから連絡を もらい、是非ということでこのライブが追加されたのだ。
PAオペレーターは常呂町でもお世話になった太田ヒロさん。ヒロさんはオレが道内をツアーするときは、オペレーターとして、あるいは客として、色んな場所 に出没してくれる。フラフラとどこへでも出かけてゆく、風来坊を思わせる人だ。酒と親父ギャグが好きで、どこか少し寂し気、優しい笑顔が魅力的。
今日のお客さんのノリは明らかに昨日までとは違った。都会のお客さんという感じ。道内の他の街と比べると無礼講なノリが少ない。少し様子をうかがっている感じ。
けれどステージが進むにつれて場内は徐々に熱を帯びていった。 ライブの中盤からMCの必要がなくなった。一つのストーリーを描くようにライブは進んでいった。演奏と歌の完成度、集中力は今回のツアーではこの日が最 高。客席も最後には弾けた。道内ツアーの締めくくりにふさわしいライブになった。
オレとヤマサキテツヤのコンビ、予想以上にいけるわ。
この日は朝の5時近くまで飲む。最後はオレとマネージャー二郎さんが残ってススキノにある馴染みのバー「バイーア」へ。オレ達が到着したとき、マスターのきよしさんは既にカウンターで酔っぱらい状態。オレも酔っぱらい。
上機嫌のきよしさんはビッグ・メイシオ、カウント・ベイシー、セシル・ギャント、ファッツ・オーラといった素晴らしいピアノ弾き達のアナログ盤でオレと二 郎さんをもてなしてくれた。くぁ~、やっぱりええわ。「シカゴ・ブレイクダウン」最高やね。ここに来ればいつも本当に気持ち良く音楽を浴びることができ る。
真冬の北海道ツアー、堪能。 

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