2003年8月22日金曜日

2003年8月22日(金)

仙台 サテンドール
今日の仙台は気持ちよく晴れた。
地元の人に聞くと、本当に久し振りの晴天なのだそう。
夏の高校野球全国大会で東北高校が東北勢としては始めての決勝進出を果たしたので、仙台では新聞の号外が出ていた。
夕方、5時頃に会場入りしてリハーサルを始める。
低音域の鍵盤の状態がよくない。リハーサルの後に調律師さんが来て、直してくれるとのこと。
夜8時から開演。いつもの軽い乗りでステージに登場。
頭からビートの効いたアップ.テンポの曲を続ける。
ここでいきなりピアノにトラブル発生。低音域の鍵盤のいくつかが、故障。鍵盤から指を離しても音が切れない、ダンパーが効いた状態になってしまう。
残響音が残って、気持ち悪い。おいおい、調律師さん、どないなっとんねん?
直ってへんやん。
一旦、ステージを中断して、もういちど直してもらおうかと思ったら、その調律師さん1曲目の途中で帰ってやんの。逃げたな。困った。故障した鍵盤を避けながら弾こうと試みるも、アップテンポの曲では難しい。
そこで急遽、今夜のライブはバラード特集でゆくことにする。
サテンドールのピアノが「優しく弾いて」とだだをこねるのだから仕方がない。
途中で休憩を入れて、2部構成にする。
2部では最近の旅の必需品、マックのパソコン、ibookをステージに持ち込む。それ
を使ってリズム.トラックを鳴らしたりというわけではなく、旅の間にデジカメで
撮った写真をお客さんにみせたり、I-tuneで最近、お気に入りの曲を聴かせたりする。ステージでは、楽しんでもらえれば、別に何をしてもいいのだ。
客席からの質問も受け付けてみる。でも誰も手をあげないから、オレが最前列の若者を指名して質問させる。
「ピアノを弾き始めたきっかけは何ですか」という月並みな質問であった。
15分以上を費やしてその問いに答える。途中から、質問の内様も忘れて自分の話に熱中してしまった。
トラブルのお陰で、記憶に残るライブになった。
でも、次回はこういうことのないようお願いしたい。

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