2007年7月18日水曜日

こんなときこそライブ!

新潟JUNK BOX
 ツアー中はじめての晴れ。
 地震の影響で高速道路が一部通行止めのため、富山を早朝の7時半に出発。さすがに眠いっす。
 富山から被災地の柏崎を抜けて、新潟市内へ。通行止めのために被害の大きな地区の様子を見ることはなかったけれど、それでも柏崎近辺の路上は地震による陥没が多く見られ、その上を走るとかなりの衝撃。

 この日のライブ会場はいわゆるロックバンド系のライブハウス。こういうハコって造りがどこも似ていて個性に欠ける。それに密閉感があって、あんまりゆったりできない。大人にはいずらい空間。自分も年を取ったと言うことか?
 落書きだらけの楽屋は落ち着きはしないけれど、ちょっと懐かしい感じ。楽屋の落書きを見て中川君が「壁に『リクオ参上』って、書いとこか」と言ってにやり。20年前やったら喜んで書いてたな。

  ツアー3日目。曲にも慣れてきて、この日は緩急のきいたプレイができた。震災直後のライブ、お客さんはどんな気持ちだったんだろう。被災地にボランティア で参加している若者が柏崎から大渋滞の国道を抜けて観に来てくれて、ライブの後、中川君に被災地の状況を報告していた。
 新潟市内は今回の地震で直接の被害はなかったようだけれど、観光客が減ったり、人が飲み歩かなくなったり、2次的な影響はこれから深刻になるかもしれないとのこと。数年前の地震でも市内は経済的な大打撃をうけている。
 この日の打ち上げ場所は、新潟の自分のソロライブでいつもお世話になっているジョイアミーアのオーナーママ祐子ちゃんに頼んで予約してもらう。
  ジョイアミーアは地震当日の2日前も東京からのツアーミュージシャンのライブをブッキンングしていたそうだが、アーティスト側の意向でライブがキャンセル になってしまったそう。祐子ちゃんはそのことを悔やんでいる様子だった。事情をすべて知っているわけではないけれど、地震当日の東京から新潟市内までの交 通は機能していたわけだから、アーティストはこんな状況だからこそ キャンセルせずにライブをやるべきではなかったかと思う。
 2次会は行きつけ のバーへ。店のドアを開けると、カウンターの外の客席でマスターが相当に酔って出来上がった状態。お客さんは1人も来ないし(多分地震の影響があるのだろ う)、嫁さんは逃げて行くし、飲んで笑うしかないという状況だったみたい。1年会わないと、結構皆人生色々である。何にせよ再会できてよかった。つうこと で乾杯!嫁さんが逃げたこともネタにして皆で笑う。
 飲む。酔う。アホになる。生きてるだけでまるもうけ。
 というわけで、ツアーはまだ中盤ですが、この続きは多分明日か明後日更新されるでしょう。
 ほな。

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