しょっ中、通っている京都のチェーン展開しているベーカリーカフェで、特によく注文しているランチセットのカルボナーラが、恐ろしく値上がりしている。
2年半前までは、コーヒー、サラダ、フランスパン付きで950円と格安だった(しかも、味もしっかりしている)。それが今や1400円に跳ね上がった。
自分が暮らす京都・一乗寺界隈の現在のランチセットの相場を考えれば、決して高い値段ではない。でも、短期間で約50%の値上がりというのは、さすがに異常だと思う。
食材となるパスタ、乳製品、ベーコン、卵、コーヒー豆の猛烈な値上がり、最低賃金水準の引き上げによる人件費の上昇、光熱費、店舗資材、物流コストの負担増……。素材、人、エネルギーなど、料理を一皿提供するために必要なコストのほぼすべてが跳ね上がっていることが、大きく影響しているのだろう。輸入食材の価格高騰には、円安も大きく影響している。
コーヒー豆の仕入れ価格の歴史的な高騰については、外食店を営む各地の知人からも、よく耳にするようになった。
世界的な気候変動の影響もあり、ブラジルの干ばつやベトナムの不作など、生産地での異常気象が相次いでいる。世界的にコーヒー豆の需給が逼迫し、仕入れ原価がここ数年で3〜4倍近くに跳ね上がっているという話も聞く。
お店を営業して料理を一皿提供するために必要な「材料」「光熱費」「働く人」「運ぶ手段」。そのすべてにおいてコストが同時に上昇している状況で、外食産業の値上がりにも歯止めがかかりにくくなっている。
さらに、もし食料品の消費税が1%に引き下げられるような政策が施行された場合、外食はその対象外となれば、店内飲食への買い控えや客離れがさらに進むことも心配になる。
自分のライブ活動の主な演奏場所は飲食店なので、こういうことを書いていると、各地でお世話になっているお店関係者の顔が浮かんでくる。
ホント、他人事ではないのだ。
ー 2026年10月8日(木)
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