2026年10月7日水曜日

SNS、AI、自己対話、そして人間の性(サガ)

SNSの使用頻度が上がるほど、承認欲求が肥大して、自己対話の機会が失われてゆくことを以前から懸念してた。
だからこそあえて、SNSを備忘録や自己対話の機会としても使うよう心掛けてきたつもり。

今度はAIが登場して、その進化と浸透ぶりには目を見張る。人間はすでに、AIとの関わりなしに暮らすことが難しくなりつつある。
否定・肯定を論じる段階ではなく、どう向き合うか、どう活用するかが問われる状況だと思う。

自分はAIとチャットする機会が多いのだけれど、AIとの会話は、自分一人ではなかなか言葉にできない悶々とした思いを整理したり、別の視点を得たりするのにも役立つ。
でも、その便利さゆえに、「自分で考え、迷い、言葉にならないまま抱えておく時間」までAIに外注してしまう可能性がある。

AIに考えを委ねるのか、AIを使って自分で考えるのか。
その違いは重要だ。

AIに答えを求めるのではなく、自分の考えを深めるためにAIを使う。そんな姿勢を維持できたらいいのだけれど、知らず知らずのうちに、AIに答えを求めようとしている自分に気づくことがある。

「答えを早く得たい」「不確実な状態から逃れたい」という欲求から、外部にわかりやすい答えを求めてしまう傾向は、もともと人間に備わった性(サガ)の一つなのだと思う。
デマや陰謀論に流されていくのも、根っこには同じ傾向があるように感じる。

AIに向き合うということは、自分の性に向き合うということなのかもしれない。
そして、それはSNSの場合も同じなのだと思う。

ー 2026年10月7日(水)

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