2003年6月14日土曜日

2003年6月14日(土)大阪 IMPホール 

川村結花さんのコンサートにゲスト出演。3曲共演する。
最近、大阪にしょっちゅう戻って来るなあ。
オレの出番は後半。メンバーをステージに見送って、楽屋で一人ぽつんと待つ。
で、こんな写真を撮ってみました。


★ 出番前、楽屋にて


 ★出番直前。舞台袖からステージを撮影。

川村さんのナンバー、「プレイヤ-」の前奏が始まったところで、川村さんがオレを
紹介してくれる。今夜はショーマン.プロレスラー、リック.フレアーを意識したウォーキングでステージ.インした。アメリカのレスラー達は、花道を通って リング.インし、試合が始まるまでのパフォーマンスにたっぷりと時間をかける。一流のレスラー達はゴングが鳴るまでに自分のキャラクターを客席に伝え、お 客さんを掌の上に乗せてしまう。プロレス.ファンのオレは、彼らのパフォーマンスを自分のステージングの参考にしている。
今、アメリカのプロレスはWWEという団体の独占状態にあるのだが、とにかくこの団
体は選手のキャラ付けが徹底している。興業の世界は客とお金を集めてなんぼの世界
であり、そこで最も重要視されるのはプレイヤーの演奏力や歌唱力が高いことや、選
手が強いことではなくて、お客が面白いと思うかどうか、気持ちよく感じるかどうか、また観に来たいと思うかどうか、ということなのだ。WWEという団体はシビアにその原則を守っている。
その結果、エンターテインメントとしての完成度とスケールは、少し前までは世界一と言われた日本のプロレスが、もはや遠く及ばないレベルにまで達している。
WWEを観ていると、全く規模が違うとはいえ、同じショービジネスの世界に関わる人間として考えさせられることが多い。自分はどれくらい興業の世界で生き ているという自覚をしているのだろうか、自分がイメージするプロフェッショナルとはどういうものなのか?と自問自答させられる。
最近、オレがプロフェッショナルについて考える時に、参考にしている言葉がある。
「プロとは技術を背景にしたキャラである」
「リアルな感情がエンターテインメントに化ける瞬間を演出するのがプロの真骨頂」
ちゅうわけで、今夜のステージの課題の一つはステージ.インしてピアノを弾き始めるまでに、なるべく長い時間をかけて、その間にお客さんを魅きつけることだった。
上手から登場して、フレアー.ウォークでじっくり時間をかけて、やっとエレピの前に立った時に、演奏が突然ブレイクした。ハイ、そこでオレが決めのポー ズ。これ、事前に打ち合わせ無し。川村さんをはじめステージの演奏者達がオレのパフォーマンスに反応してくれたのだ。こういうことがあると乗るね。
川村さんは頼もしいメンバ-に恵まれているなと思?。ステ-ジ上の人間、すべての笑顔が素敵だった。
打ち上げも弾けた。


★ステージがはねた直後。楽屋でメンバーと乾杯! 

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