2004年2月15日日曜日

2/15(日)秋田 草花木果

 昨日に比べると、ぐっと気温が下がり、雪が降り始める。風も出て来た。
午前、10時過ぎ弘前発のJRに乗って秋田へ。疲れがたまっていて、すこしきつい。

 秋田駅にスタッフのいっこうさんが車で迎えに来てくれる。車は街を通り抜けて、当たり一面が白銀の世界になる。雪が降り積もった畑の上を数羽の白鳥が
飛び交っていた。
 駅から約30分でライブ会場であるダイニング.カフェ「草花木果」に到着。 マスター、奥さん、娘のさおりちゃんと1年振りの再会。3人とも元気そう。京都の大学に通うさおりちゃんは今日のライブのためにわざわざ帰郷してくれた。
引っ越して約1年、まだ京都の文化に慣れないところがあるそう。
 お店をやっている廣瀬夫妻は、去年まで能代でチャップマンという喫茶店をやっていた。今まで、廣瀬さんには能代で何度もライブを企画してもらっていた
のだが、去年、能代の店をたたんで、こちらに引っ越し、年末から草花木果をオープンさせたのだ。
 店の目の前には、湖というには小さ過ぎ、池というには少し大きすぎる池がひろがっている。水面には氷が張り、雪が横殴りに激しく吹雪いている。自然がつ くりだす景色に、しばしみとれる。実際、この場所に来てみてはじめて、草花木果という店名がなぜつけられたのか、分かったような気がした。四季の折々を じっくり味わうことのできる贅沢な場所だ。近くに温泉も色々とあるし、プライベートでも遊びに来たいなあ。
 お店の雰囲気もとてもよい。建物の多くの部分は業者に頼まず自分達の手作りだそう。マスターが自分で塗ったという塗壁がいい味をだしていた。2階は二
人の住まいになっていて、リビングにも案内してもらう。こちらは奥さんが設計したそう。窓がひろく、ゆったりとしたつくり。木の質感が落ち着く。部屋から見える景色も素晴らしい。都会暮しでは実現できない生活。

 ライブにはさまざまな世代のお客さんが集まった。普段はライブに足を運ぶことのなさそうな御近所さんらしい年輩の方も結構おられた。最初はオレのパ フォーマンスに戸惑っている様子だった客席も、ライブが進む内に次第に慣れて、ほぐれはじめる。リクオ初体験と思われるおばさん達の反応が一番素直で、随 分と場を盛り上げてもらった。この人達の笑顔、とてもよかった。
 市内からホームページの情報を頼りに観に来てくれた二人の20代の女性がいて、ライブの後に色々と話しする。市内でヒートウェーブの山口洋のライブを企 画したこともあるそうで、音楽好き、酒好きの面白い2人だった。今日を機会に草花木果に通うそう。これからこのお店にはさまざまな人達が集まって来るんや ろな。

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