2009年6月5日金曜日

キャンドルナイトー闇の中の灯 

100万人のキャンドルナイト@オオサカシティ Candle Park 2008 Summer
野外アコースティックライブ Twinkle Love-Live
会場:大阪西梅田 明治安田生命大阪梅田ビル前特設会場
【出演】リクオ/ハシケン&ハマケン/多和田えみ/高鈴
 「100万人のキャンドルナイト@オオサカシティ」には、06年から4年連続参加していて、1出演者という立場を超えて関わっているイベントなので、思い入れも深い。
 イベント開催時間中は多くのビルが消灯に協力して、西梅田のストリートはキャンドルアートに彩られる。自分も出番前にキャンドルアートを観て歩くのが、毎回の楽しみ。
 普段は足早に通りを行く人達が、この日、この時間帯だけは足を止め、キャンドルの灯にみとれ、いつもとは違う時間の流れ、幻想的な空間を、思い思いに味わい、楽しむ。
 ビルの谷間に特設されたステージの照明も午後8時以降はキャンドルの灯のみになる。闇の中の灯、ビルの谷間を通り抜ける心地よい風、遠くから聴こえる列 車の音、ステージからのアコースティックな響き、それらが人々の奪われていた想像力を取り戻し、あらゆるものとのゆるやかな繋がりを思い出させてくれる。
 客席とステージの間に、これ程自然な一体感、共鳴が生まれるイベントもめずらしい。演奏者もこの空間に影響されて、力が抜け、じっくりと響きを味わうような演奏になる。
 「イマジン」は多和田えみちゃんと、「ソウル」はハシケンと、「すべてはAlright」は出演者全員で演奏。ライブ後半はお客さんが総立ちになった。それは予定調和を超えた、ほんとに自然な流れだった。
 今回も新しい出会いが色々。多和田えみという若くて素晴らしい才能&マインドを持ったシンガーに出会えたことは、今回の大きな収穫の一つ。彼女とは、きっとまた共演の機会があるだろう。
 
 打ち上げはライブカフェ、マーサで。ツアーで関西に来ていたおおはた雄一君はじめ、地元の若手ミュージシャンも飛び入り参加して、夜明けまでセッション大会が続いた。

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