2005年12月19日月曜日

12/19 (月)

昼前に片倉さんより電話があり、外食の誘いを受けるが、時間が惜しいので、ジャム喫茶で食事させてもらうことにする。外での食事もいいけれど、奥さんのみよこさんが作るジャムランチもとても美味しいのだ。
 11時前まで寝ていたので、あまり時間がなかったのだが、それでもジャム入りする前にホテルの温泉には入る。今日も支配人がジャムまで送ってくれる。途中地吹雪で視界が何度も塞がれる。こういう時に対向車が来たら、本当に危ない。
 ジャムでの録音最終日。この日のノルマを錦織さんと確認してから作業に入る。
  午後5時過ぎ作業終了。さすがにふらふら。ライブはその場にいる人達との共鳴作業で成り立つから、たくさんの力をもらいながら演奏できるけれど、レコ- ディングはライブに比べると孤独。またライブとは違う集中力を使う。この1週間、ピアノと歌と自分自身に正面から向き合うことによって、自分の限界と可能 性に気付く事が出来た気がする。
 ベーシックの録音は終了。後の作業は東京に戻って、年明けの1月後半から。アルバム完成にはもうしばらく時間がかかりそう。美しい作品になるだろう。  
 ホテルに戻る道中、早朝から何人かの人とすれ違う。皆、丁寧にこちらに挨拶してくれる。東京では考えられない。
 ホテルに戻りニキさんと二人で朝風呂につかる。ほんまお疲れさんである。
 ニキさんには録音前に「自分のペースで我がままにやらせてもらうので、よろしく」と伝えていたのだが、最後までこちらのペースに合わせてもらい、嫌な顔一つせずよくやってもらった。人徳者である。
 今回のレコーディング方法は、一般のセオリーからかなりはずれているので、それを理解してくれるエンジニアが必要だった。ニキさんはこちらの意図を理解して、とてもフレキシブルに対応してくれた。感謝。まだまだ付き合ってもらいまっせ。よろしく。
★ジャムランチ。
★夜明け前から除雪作業。

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