2007年9月1日土曜日

江ノ島LOVE

海さくらコンサート2007
【場所】江の島展望台 サンセットテラス
【出演】リクオwith宮田誠(パーカッション)、阿部美緒(ヴァイオリン)/おおはた雄一/ハンバートハンバート/Saigenji/ハシケン/アナム&マキ/ハミングキッチン

 「海さくらコンサート」は、美しい江ノ島を次世代に残そうとの趣旨で活動する団体「海さくら」主催による野外イベント。イベント会場の江の島展望台サンセットテラスは、相模湾や湘南海岸が一望できる最高のロケーション。
 午前中のリハーサルを終えて、ハンバートの良成、遊穂ちゃん、パーカッションの宮田君、ヴァイオリンの阿部美緒等と江ノ島を散策。江ノ島入り口の反対側の岩場まで降りて岩屋を観光。坂と階段が多く結構皆へとへと。自分は意外に平気だった。
 午後2時半開演。雨が振らなくてほんとよかった。江の島の風、波の音、鳥のさえずり、蝉の鳴き声を聴きながらのライブ。用意された御座にしゃがんで聴く人、デッキに体をあずけて海を眺めながらビール飲みつつ聴く人、寝転んで聴く人、色々である。
 海さくら代表の古澤君からの要請で、今回の「海さくらコンサート」には1出演者としてだけでなく、企画の段階から深く関わり、他の出演者のブッキングやステージ構成なども担当させてもらう。
 古澤君のまっすぐな想い、熱意を受けて、「音楽イベント」というものに対する自分の想い、考えを「海さくらコンサート」に反映させてもらった。皆と一緒にいい空間、現場がつくれたと思う。古澤君にはこういう場と役割を与えてもらえて感謝の気持ちで一杯だ。
 出演者は皆、自分との共演経験があり、リスペクトし合える演奏者ばかり。スタッフも何人かは自分のつながりでお願した。SO-SOの酒井君には舞台回りの仕事を頼んだ。PAは最近よくお願いしている大田君。機材の手配、PAアシスタントの手配も彼がやってくれた。
 古澤君は普段は船具をつくる会社で働いている。古澤君の片腕的存在の川上君の普段の仕事は、花火職人。このイベントに関わった人の多くは、音楽業界以外の人達。1つのイベントを通してさまざまな出会い、繋がりがうまれたんじゃないかと思う。
  自分の出番は最後にさせてもらい、その日の出演者との共演を中心にステージを構成する。ライブ.イヴェントで大切なのは流れ、つながり。自分は1出演者と してイベントに参加するときも、ライブ.イベントを1つのパッケージ.ショーとしてとらえ、その全体の流れでの自分の役割、アピールの仕方を考える癖がつ いている。余裕なくオレがオレがとアピールするよりも、そういう発想を持っていた方が、自分にとっても、そのイベントにとってもいい結果が生まれる気がす るのだ。そういう姿勢は繋がりの中で自分が存在するという発想がないと生まれにくい。
 古澤君の要請もあり最後は出演者全員がステージに上がって「光」を演奏。その頃にはお客さん達も総立ち。いいフィナーレになった。
 自分はこの企画を通して、何度も江ノ島を訪れるようになり、江ノ島、湘南界隈のことがすっかり好きになってしまった。古澤君の求心力によって方々から集まったたくさんのスタッフ、出演者、お客さんの多くも同じ思いを持ったことだろう。
 「海さくらコンサート」来年もよろしく。

★左からサイゲンジ、ハシケン、河村博司君。
★アンコール。

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