2010年3月27日土曜日

ローカル色と愛に溢れたイベント

和歌山市 オールドタイム 
http://www.first-take.co.jp/oldtime/
唄の市~我が心のOLDTIME~
【出演】リクオ/シューヘー/BOBBY松本/JAMA BAND

 「唄の市」はカメラマンの西岡さんが地元和歌山でこつこつと続けているライブイベントで、今回で20回目を数える。西岡さんは、この日のライブ会場であるオールドタイムで、オレのライブを18年前に観たことがきっかけでライブ通いを始めたそう。

 この日は実にバラエティーにとんだ出演者。長崎在住、絵本作家でもあるシューヘーさんの存在は、友部正人さんとのつながりなどで、90年代の始めから名前は伺っていたのだけれど、お会いするも、演奏を聴かせてもらうのも今回が初めてだった。
 編成はエレキギター&ボーカル担当のシューヘーさんとチェロ奏者の奥さんとのデュオ演奏。聴いてるうちに2人が描く世界観の深みにどんどんはまってゆく ような心地よさがあった。アンダーグランドのニオイが懐かしくも新鮮に感じられ、とてもいいロックンロールミュージックを聴かせてもらった気分。ある種の 感性を持っている人達には深く通じる音楽だと思う。こういう表現をキャッチし続ける人が、ずっといてほしいと心から願う。 
 JAMA BANDは地元和歌山を中心に活躍するR&B、ブルース色の濃いオヤジバンド。皆さん達者で味わいのある演奏。もう26年も続くバンドなのだそう。客席は大盛り上がりだった。
 その流れを受け継いでの自分のステージ。実に楽しく演奏させてもらった。
 最後はオールドタイムのマスター、ボビーさんが4曲弾き語り。オレもエンディングで再びステージに上がり「I shall be released」と「Nock on the heaven's door」をセッションして締め。
 ローカル色と愛に溢れたいいライブイベントだった。

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