2022年7月17日日曜日

「バカの壁」をすり抜けるイメージ

「話しても伝わらない。相手の答が固定されていて、聞く耳を持ってもらえない」
コロナ禍を経て、そういうことを感じる機会がさらに増えた。
「自分が知りたくないことは自主的に耳を塞いで、感情も閉じてしまう」傾向は、自分の中にも存在する。動揺したくないのだ。

養老孟司氏によれば、現代では、「自分が物を知らない、ということを疑う人」がどんどん減ってるそうだ。「バカの壁」は高くて強固だ。
この壁を乗り越えたり叩き壊すのではなく、すり抜けてゆくようなイメージを保ちたい。
相手に理解を求めるより先に、相手を知ろうとする態度が自分達には欠けているんだろうと思う。伝わらないのは、こちらが相手を理解しようとしないことも一因なんだろう。

う〜ん、でもオレ、例えば、あの人のことを理解して、許せるのかなあ。オレ、聖人ちゃうもんなあ。
せめて、自分の至らなさや傲慢を自覚して、そんな自分を許しながら、誰かのことも許したい。

でも、今のところ、まだ許せん人もおるかもなあ。
なんでやねん、ってことも多いしなあ。理解できひんもん。
理不尽に対して怒りを感じることも、間違ってないと思うし。

理想と本音がごちゃごちゃになる丑三つ時。

やるべきことをやろう。

一つに集中する時間をちゃんと保とう。

ー2022年7月15日(金)

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