2010年1月31日日曜日

老若男女が集まって

南相馬市中央図書館内「カフェ.ビーンズ」
 この日は、南相馬市にできたばかりの図書館内のカフェを使ってのフリーライブ。障害者と健常者が一緒に音楽を楽しめる場を作りたいという地元の人達の思いから立ち上げられた企画で、この日が初めての開催。
 集まったお客さんは、まさに老若男女。最高の笑顔をたくさんもらった。
 ライブ後は、地元でボランティア活動するEちゃん、相馬でCDショップを営むMさん、障害者の自立研修所で働くSさん、市会議員のOさん等この企画実現 に尽力した地元の人達等と楽しく打ち上がる。FACE TO FACEで思いが伝わると、やはりモチベーションが上がるので、ルーティーンワークにはならない。

2010年1月30日土曜日

じゃじゃ馬ピアノと再会

仙台 サテンドール2000 
 約1年1ヶ月振りの仙台サテンドール。
 このお店のじゃじゃ馬グランドピアノとも久し振りの再会。もう7年の付き合いになるから、その音色やタッチ感が自分の身体に入ってる感じ。時間をかけて 理解しあった仲だから、お互いに思い入れも強い。この日の彼女は今迄になく最高のコンディション。自分のタッチに実によく応えてくれた。
多分、ご無沙汰していた1年程の間に、自分自身も少し変わったんやろな。
 ライブの後、お店の人達、地元の知り合いから、今度はもっと早くに帰ってくるように言われる。
 ありがたい。そのつもりです。

2010年1月28日木曜日

ホールも気持ちイ~! FFAフォークデイズスペシャル

FFAフォークデイズスペシャル
場所:東京 大田区民プラザ大ホール
レギュラーナビゲーター:坂崎幸之助(アルフィー)
【出演】リクオ/木村充輝/有山じゅんじ
 ホールで演奏するのも好きだ。声がよく響くし、広いステージを使ってパフォーマンスできるし、拍手も多いし。
 坂崎さんとセッションさせてもらうのは3年振りくらいだと思う。特に「やさしさに包まれたなら」のセッションが、すごく気持ちよかった。坂崎さんのギターは「フォークギター!」って感じ。フォークギターの達人やね。
 有山さんと木村さんは、年を追って、その存在感がさらに濃縮されていってる感じ。国宝やね。観に来ていた知り合いから「有山さんと木村さんのおかげで、今日のリクオは爽やかにみえた」と言われた。

 カメラ忘れて残念。

 放送は2月27日土曜20時CS放送フジテレビNEXTです。

2010年1月25日月曜日

またこの街で本気で遊ぼう

レディオ湘南「湘南まちかどミュージックパラダイス」放送200回記念SPECIAL 
「湘南パトロールLIVE実況生中継!IN CLUB TOPS’S藤沢」
場所:CLUB TOPS’S藤沢
【出演】湘南パトロール
リクオ(vo&pf)、山口洋(vo&g)、上原 裕(per.)、Pすけ(per.)
 この日は自分が2年前から暮らしている湘南藤沢で、湘南在住の4人によるセッションライブ。「湘南パトロール」というユニット名は、去年江ノ島で行われ た「海さくらミュージックフェスティバル」での4人のセッション時に、その場の乗りで名付けられた。名付け親は確か山口洋だったと思う。
 その時は、このユニット名で実際にライブが行われるとは思っていなかった。ライブを提案したのは「湘南まちかどミュージックパラダイス」のパーソナリ ティーをつとめ、自身もシンガーとして湘南界隈を中心に活動するハットだった。こちらに引っ越してから、地域に根ざして活動する多くの地元ミュージシャン に出会った。ハットもその一人。
 湘南の音楽文化を盛り上げたいというハットの気持ちに偽りはない。彼はそのために実際にさまざまな活動をこの街で行ってきた。今回のイベント企画も彼のそういう意志のあらわれだ。
 が、この日のイベントの仕切りは甘かった。お店のスタッフの意識や、PAオペレーターの技術も低かった。
 キレるかなあと思っていたら、やはりヒロシがキレた。愛のある怒りだったと思う。
 ライブはよく盛り上がった。ステージ上4人の技術、情熱、パトロールの成果、お客さんのオープンマインド、主催者側の熱意etc.それらが作用しあっ て、次第にエネルギーが心地よく循環してゆくのを実感した。ハットがステージの後半に参加して一緒に歌った「満月の夕」もとても良かった。
 ステージで弾けまくるヒロシを観ていて、この街が彼のホームになったんだなあと思った。Pすけくんとユカリさんは、人としても演奏者としても、懐が深い。相手をリラックスにさせることができる人って、ええよね。
 湘南パトロール、実にいいグルーヴで、楽しい!
 学んだことは次に生かすべきだ。また、この街で本気で遊ぼう!!

2010年1月23日土曜日

京都拾得に帰る

「音楽感謝Vol.9」
場所:coffee house京都 拾得 
【出演】リクオ/こじまいずみ(花*花)/杉瀬陽子
 「音楽感謝」というイベントに呼んでもらって、約2年振りに拾得へ帰る。大学に入って本格的に音楽活動を始めた当初から拾得にはほんとお世話になった。
 当時、拾得のアプライトピアノはステージ後方の壁側に据え置きされていたので、自分はいつもお客さんに背を向きながら演奏していた。そのせいで、背中で聴かせるのは今でも得意だと思う。
 久し振りに弾いた拾得のピアノは、以前よりも自分に馴染んでくれているようだった。ああ、こんなふうに弾けば良かったんだなと、今更ながら気付いた感じ。
 
 ライブは、客席にいた酔っぱらいのおっちゃんとオレの掛け合いが一つの見せ場になった。20数年前にも、拾得でこんな場面があったっけな。あの時の自分は状況と闘ってる気分だったけど、この日は状況を存分に楽しめた。
 理想的なライブ空間をコーディネイトできたという実感。久し振りに拾得のステージに立ってみて、自分はこの空間に育てられたのだなあということをしみじみと感じた。

 この日もピアノウーマン2人との共演だった。
 いずみちゃんのステージを観たのは久し振り。以前よりも腰が据わって大きくみえた。彼女のルーツであるゴスペル色が強く出たステージだった。
 陽子ちゃんはついにCDデビューが決まったそう。よかったね。期待してるよ。彼女の歌は心というよりも魂を揺さぶる感じ。

 拾得のマスターのテリーさん、奥さんのふうさんも、この日のライブと久し振りの再会をとても喜んでくれた。テリーさんから「『胸が痛いよ』が以前とは違う歌になっていてよかった」と言われたのが嬉しかった。


 ライブ後は観に来てくれた地元の古くからの仲間達と楽しく飲む。
 いい一日だった。

2010年1月22日金曜日

人と話すのが好きになった

 今日もプロモーションで各地を回ってくたくたになる。でも充実感があった。
 昔に比べると、人と会って喋るのが好きになったんだなあと思う。デビュー当時はインタビューで、よくかたくなったりしてたもんなあ。
 この日のプロモーションについて回ってくれたAくんは今年ポニーキャニオンに入社したばかり。かなりのイケメン。取材や番組での自分の喋りに興味深そうに耳を傾けてくれている姿が、印象に残った。きっと吸収力のある若者なんだろうな。

2010年1月21日木曜日

再び関西プロモーション

今日からまた2日間、関西でプロモーション活動。午前中には大阪入り。前日が渋谷ライブで遅く迄打ち上がっていたので、さすがにきつい。
 夜は梅田のチェルシーマーケットでインストアライブ。ピアノウーマンのシーナアキコさんと共演。近年はピアノ弾き語りの女性シンガーと一緒させてもらう機会が増えた。ソロで40分程のステージ。なかなかの盛り上がり。CDもよく売れた。

2010年1月20日水曜日

「リクオ&ピアノ」発売、そしてBYGでライブ リクオ・アルバム発売記念ライブ「リクオ&ピアノ」

リクオ・アルバム発売記念ライブ「リクオ&ピアノ」
場所:渋谷 BYG

 ピアノ弾き語りアルバム「リクオ&ピアノ」が発売になった。このアルバムに対する自分の思いは特設サイトの方で随分と語っているので、そちらを読んでもらえればと思う。
 今迄の作品の中で、自分の音楽に対するスタンス、資質、パーソナリティー、ルーツが最も鮮明に出た作品だと思う。ここまで納得のゆく空気感、音響をCD にパッケージできたことは、今迄なかった。シンガーとしてもこのアルバムのが今迄の中で最も納得している。次はさらにもっといい歌が歌えるような気がす る。
 「リクオ&ピアノ」は今の自分の生活環境、気分がもろに反影された作品でもある。自分のルーツとともに、すごく旬な要素がパッケージされたと思う。
 「セツナウタ」以降、自分は遺言を残すような気分でアルバムを作ってるところがあるのだけれど、この作品を残せたことは自分にとってほんとよかった。
 
 この日のBYGライブは自分のアルバムに対する思いが、ダイレクトに反影された内容になった。ステージではアルバムからの曲を全曲披露して、それぞれの曲を取り上げた背景なども丁寧に語らせてもらった。いろんな意味で貴重なライブになったように思う。
 知人も多くライブに足を運んでくれた。ポニーキャニオンのOさんが、打ち上げの最後まで残ってくれて、熱く語り合えることができたのも、嬉しかった。今 回のアルバム発売にあたってお世話になっている人達は出会ってまだ日が浅い。こんなふうに前向きに思いを伝え合ってゆくことがとても大切なのだと思う。

2010年1月18日月曜日

名古屋キャンペーン

 午前中に広島から名古屋入りして、名古屋のイベンター、ジェイルハウスの小早川さんと一日、アルバムとライブのプロモーション活動。
 きついスケジュールだったのだけれど、場所場所でアルバムに対するとてもいいリアクションを受け取って、勇気づけられた。
 一日プロモーション活動を終えて、最終の新幹線に乗車する25分程前に駅前に着いたのだけれど、そこで小早川さんから「少しだけでも駅前の居酒屋で飲み ませんか」との誘い。せめて数10分だけでも、乾杯して、今日の一日をねぎらいたいという気持ちが嬉しかった。とてもおいしいビールと手羽先だった。

2010年1月17日日曜日

ヒトミとシズカに見守られ

広島 ヲルガン座 
「黒と白のダンス」【出演】リクオ/矢野絢子
 ヲルガン座のステージの両脇の壁には首から上の鹿の剥製が飾られている。その二頭の鹿はオレと山口洋によってそれぞれヒトミ、シズカと名付けられた。鹿の瞳に静かに見守られながらのライブなんて、ここだけである。
 ヲルガン座は、なんだか少女の混沌とした夢を形にしたような不思議な空間だ。やはりスタッフが女性ばかりというのが影響しているのだろう。最近は作り手 の美意識がはっきりと表れた個性的な店が増えたなあと思う。こういう磁場に左右されながら演奏するのが好きだ。
 絢子ちゃんの音はヲルガン座の空間にしっくりとはまっていた。アンコールでの2人のセッション、とても良かったと思う。
 ボンバー、いずみちゃん、今回もありがと。それからブンさん、また大阪あたりで。

2010年1月16日土曜日

岡山モグラへ帰る 場所:岡山 モグラ(MO:GLA) 

「黒と白のダンス」【出演】リクオ/矢野絢子
 今日の岡山、明日の広島は、ピアノウーマンの矢野絢子ちゃんとの共演。
 絢子ちゃんは生まれ育った高知に今も在住していて、地元で音楽仲間達と歌小屋というライブハウスを運営しながら、日本各地をツアーして回る暮らしを続けている。こうやって一緒にツアーを回るのは初めて。
 この日の彼女のステージを観て、都会ではない高知で育まれた音楽なんだなということを強く感じた。氾濫する情報に翻弄されていたら、きっとこういう表現 は生まれなかったように思う。音楽が情報ではなく血の通った音楽としてちゃんと伝わってくるのだ。とにかく声と言葉が真っすぐ胸に突き刺ささってくる。表 現が瑞々しさを失っていない。歌わなければいけない必然性がこちらにびんびん伝わってくるのだ。

 この日はモグラ10周年を記念したライブ。自分はオープン当初からの付き合い。フクタケさんはじめお店のスタッフが自分の2年振りのライブと絢子ちゃんとの共演をとても喜んでくれて、嬉しかったなあ。
 今度はもっと早くに帰ってきます。

2010年1月14日木曜日

大阪神戸キャンペーン活動


 アルバム「リクオ&ピアノ」の発売を来週に控えて、プロモーション活動のため大阪へ。ポニーキャニオンのI氏と一緒に大阪、神戸の各ラジオ局を回る。年末から関西でのキャンペーンスケジュールがどんどん決まっていて、ありがたいことだ。
 この日だけで生、収録含めて7本のFM、AM番組に出演。各局の担当者、DJは知った顔がほとんどで、やはり地元だなあと。皆アルバムをしっかり聴いてくれていて、とてもいい反応なのが嬉しい。
 こんなふうに集中してプロモーション活動するのはホント久し振り。大体、メジャーレコード会社からアルバムを出させてもらうこと自体が約15年振りにな る。考えてみれば、自分の20年のキャリアの中でメジャーレコード会社に所属していた期間というのは、たった5、6年だったのだ。
 今回、メジャーからリリースするといっても、自分の活動スタンスに特別な変化が起きるわけではない。メジャーだからといって、予算をかけて状況の一変を 狙うようなプロモーションが行われるというわけではなく、今回もこれまで通りFACE TO FACEのやり方が基本である。
 今はメジャーであれば制作宣伝にたくさんの予算をかけて大量の広告を打てるというような時代ではなくなった。リリースするにあたって、メーカー側の人達 からはレコード業界の厳しい現状を色々と聞かされた。そんな話を聞く中で自分が感じたことの一つは、結局人なんだなあというまあ当たり前のことである。
 今回関西でこれだけたくさんプロモーションスケジュールが組めているのは、大阪ポニーキャニオン宣伝担当のI氏のがんばりによるところが大きい。彼のような気概のある人間に出会えたことに、とても励まされた。

 自分はアルバムを制作している期間は音楽にのめり込んでいて、とても充実しているのだけれど、いざリリースする段階になると、せっかく身を削って作った 作品がこれだけしか届かないという現実に毎回打ちのめされてきた(まあそれでも結局、また懲りずに次の制作に入るのだけれど)。もちろんこうやって作品を 作り続けることができること、届く人には届いているということには感謝しているのだけれど、やはり毎回の結果に納得はしていないのが本音だ。
 ライブの現場ではダイレクトな反応があって実感を得ることができるので、そういう欲のことを忘れていたりする。瞬間に集中できる日々の積み重ねで今の自 分が成り立っていることは確かだけれど、そんな日々が自分のある種の本音を隠しているという部分もあるだろう。だから、そういう本音に向き合わされるこの 時期は、ちよっとめんどくさいのだが、逃げちゃいかんよなとも思う。

 こうやってキャンーン回りをして、いろんな人達からアルバムの感想をダイレクトに受け取って、I氏のような担当の人間のやる気を感じたりするとほんと救 われた気になる。 139-1.jpg<>139-2.jpg<>139-3.jpg<><> 116-65-11-201.rev.home.ne.jp 137 1 1 0 0 201001111727 admin 麻布台でラジオ収録  ラジオ日本「フォークの魂」収録のため東京麻布台へ。
 ライトアップされた東京タワーがきれいだった。
 番組では、今月発売の新譜「リクオ&ピアノ」の話を色々させてもらって、アルバムから「胸が痛いよ」をオンエアしてもらう。
 放送は14日の午後10時半より。
 収録語はポニーキャニオンのOさん、Nさんらと打ち合わせを兼ねて中華料理屋へ。熱く語る。
 「こんな時代だからこそ、FACE TO FACEで熱や想いを伝えることが、何よりもまず大切なんじゃないか。」青臭くても、本当にそう思う。

  

2010年1月11日月曜日

麻布台でラジオ収録

ラジオ日本「フォークの魂」収録のため東京麻布台へ。
 ライトアップされた東京タワーがきれいだった。
 番組では、今月発売の新譜「リクオ&ピアノ」の話を色々させてもらって、アルバムから「胸が痛いよ」をオンエアしてもらう。
 放送は14日の午後10時半より。
 収録語はポニーキャニオンのOさん、Nさんらと打ち合わせを兼ねて中華料理屋へ。熱く語る。
 「こんな時代だからこそ、FACE TO FACEで熱や想いを伝えることが、何よりもまず大切なんじゃないか。」青臭くても、本当にそう思う。

2010年1月9日土曜日

茅ヶ崎で今年初ライブ

神奈川県茅ヶ崎 analog record bar BB
 自分が暮らす藤沢市の隣町茅ヶ崎にあるミュージックバーBBで今年初ライブ。年初めのライブは湘南の酒場で歌いたかったのだ。
 集まってくれたお客さんの中には、地元の知った顔も多かった。
 BBにはアプライトピアノが壁際に据え置きされていて、自分はお客さんに背中を向けながら演奏。背中で聴かせるのは得意なつもり。
 基本的に、どんな場所でライブしても楽しめるのだけれど、こういう酒場ライブの乗り、空気感が一番解放される感じ。
 年初めのライブで、しっかりあの感覚をつかめた気がする。

 今年でCDデビュー20周年。音楽をやっていて、20年前よりも今の方が解放されていて、楽しい。「だんだんよくなる」ってチャボさんが言ってたけど、 あれはほんまやね。続けてゆけば、視界は少しずつひろがって、風通しがよくなってゆく。急に視界がひろがって、わかった気分になった時は、ちょっと気をつ けたほうがいいのかも。だんだんよくなるのがいいねんな。

 皆さん今年もよろしく。
 心の景気を盛り上げて、儲かっていても儲かっていなくても、面白おかしく暮らしていきませう!!

2010年1月6日水曜日

藤沢に戻りました

京都大阪の友達家4族と鳥羽、伊勢への温泉旅行の後、昨日深夜帰宅。
 湘南公園海岸を散歩。


2010年1月2日土曜日

同級生と新年会

 小中高時代の同級生が集まっての新年会に参加。
 自分のキャラもティーンエイジャーの頃に戻る感じ。
 既に子育てを終えた人、離婚した人、まだ独身の人、仕事をやめて現在無職の人、人生色々やなあ。皆笑顔でよかった。

2010年1月1日金曜日