2010年1月14日木曜日

大阪神戸キャンペーン活動


 アルバム「リクオ&ピアノ」の発売を来週に控えて、プロモーション活動のため大阪へ。ポニーキャニオンのI氏と一緒に大阪、神戸の各ラジオ局を回る。年末から関西でのキャンペーンスケジュールがどんどん決まっていて、ありがたいことだ。
 この日だけで生、収録含めて7本のFM、AM番組に出演。各局の担当者、DJは知った顔がほとんどで、やはり地元だなあと。皆アルバムをしっかり聴いてくれていて、とてもいい反応なのが嬉しい。
 こんなふうに集中してプロモーション活動するのはホント久し振り。大体、メジャーレコード会社からアルバムを出させてもらうこと自体が約15年振りにな る。考えてみれば、自分の20年のキャリアの中でメジャーレコード会社に所属していた期間というのは、たった5、6年だったのだ。
 今回、メジャーからリリースするといっても、自分の活動スタンスに特別な変化が起きるわけではない。メジャーだからといって、予算をかけて状況の一変を 狙うようなプロモーションが行われるというわけではなく、今回もこれまで通りFACE TO FACEのやり方が基本である。
 今はメジャーであれば制作宣伝にたくさんの予算をかけて大量の広告を打てるというような時代ではなくなった。リリースするにあたって、メーカー側の人達 からはレコード業界の厳しい現状を色々と聞かされた。そんな話を聞く中で自分が感じたことの一つは、結局人なんだなあというまあ当たり前のことである。
 今回関西でこれだけたくさんプロモーションスケジュールが組めているのは、大阪ポニーキャニオン宣伝担当のI氏のがんばりによるところが大きい。彼のような気概のある人間に出会えたことに、とても励まされた。

 自分はアルバムを制作している期間は音楽にのめり込んでいて、とても充実しているのだけれど、いざリリースする段階になると、せっかく身を削って作った 作品がこれだけしか届かないという現実に毎回打ちのめされてきた(まあそれでも結局、また懲りずに次の制作に入るのだけれど)。もちろんこうやって作品を 作り続けることができること、届く人には届いているということには感謝しているのだけれど、やはり毎回の結果に納得はしていないのが本音だ。
 ライブの現場ではダイレクトな反応があって実感を得ることができるので、そういう欲のことを忘れていたりする。瞬間に集中できる日々の積み重ねで今の自 分が成り立っていることは確かだけれど、そんな日々が自分のある種の本音を隠しているという部分もあるだろう。だから、そういう本音に向き合わされるこの 時期は、ちよっとめんどくさいのだが、逃げちゃいかんよなとも思う。

 こうやってキャンーン回りをして、いろんな人達からアルバムの感想をダイレクトに受け取って、I氏のような担当の人間のやる気を感じたりするとほんと救 われた気になる。 139-1.jpg<>139-2.jpg<>139-3.jpg<><> 116-65-11-201.rev.home.ne.jp 137 1 1 0 0 201001111727 admin 麻布台でラジオ収録  ラジオ日本「フォークの魂」収録のため東京麻布台へ。
 ライトアップされた東京タワーがきれいだった。
 番組では、今月発売の新譜「リクオ&ピアノ」の話を色々させてもらって、アルバムから「胸が痛いよ」をオンエアしてもらう。
 放送は14日の午後10時半より。
 収録語はポニーキャニオンのOさん、Nさんらと打ち合わせを兼ねて中華料理屋へ。熱く語る。
 「こんな時代だからこそ、FACE TO FACEで熱や想いを伝えることが、何よりもまず大切なんじゃないか。」青臭くても、本当にそう思う。

  

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