【場所】大阪 Shangri-La
イベント名「ナイト・ドリーム・ビリーバー」
出演:リクオ / 有山じゅんじ / ウリョン (from cutman-booche)
この日のライブ会場シャングリラのブッキングマネージャーは、自らを「シングルマン」と名乗るぐらいの奴だから、こういうタイトルのイベントをやりたいという思いは理解できる。
「長く生きれば、色んな人を見送らないといけない。先日も知り合いが亡くなったばかり。その度に追悼ライブを企画したり参加していたら、年中追悼ライブになってしまうなあ」
出番前の楽屋で誰かがこんな内容のことを語っていた。そう言いたい気持ちが自分にもわかる気がした。
悲しみに暮れ続けることも、感傷に浸り続けることも、どこかで終わりにしたい。旅立った人を忘れることはない、繋がりがなくなることはない、ずっと生き続けている。出会いに感謝して、前を向いて歩きたい。
自分はこの日、ウリョン
くんという若い才能に巡り会えた。彼の音楽と自分の音楽は、同じようなもので成り立っていると思った。そして、自分の中にも、有山さんの中にも、ウリョン
君の中にも、あの人が消えることはないし、ブルーズがなくなることもない。
多分、この日の会場にいた人達は、消えることのない繋がりを感じることができたんじゃないかと思う。
さあ前を向いて、終わらないブルーズを歌おう。
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