2003年1月19日日曜日

2003年1月19日(日) 秋葉原GOOD MAN(共演:鈴木祥子、エンバディーズ)


今夜の出番は最後。
楽屋から祥子ちゃんを見送って、オレは客席に向かう。隅のカウンターに寄り掛かって、ビールを飲みながら、彼女の演奏を聴く。
「今夜の選曲は“愛”がテーマです。」
そんなMCをはさんでから、彼女は歌い始めた。
なかなかディープなラヴソングが続く。どの曲も「愛」という言葉に翻弄され続ける女性の歌のように聴こえた。浮き彫りにされるのは孤独感。彼女のきれいな 歌声の中にはノイズが含まれている。そこが美しいと思う。祥子ちゃんがこのままリミッターをはずしていったらどうなるのか、楽しみ。
彼女のステージを観て、オレも今夜の選曲のテーマを決めることにする。
「オレの選曲のテーマは“孤独”です。」
こんなMCをはさんでから、まずは即興で一曲。タイトルは秘密。
ステージの途中で急に、一昨日から作り始めた曲を歌ってみたくなる。しかし手許に歌詞がないので、お客さんをおいて楽屋まで作詞ノートを取りに行く。例によって行き当たりばったりのステージ。
“孤独”をテーマにしていたはずが、ステージがすすむ内に、いつのまにかテーマが“愛欲”に変わってたりして。それもあり。
今日はコール&レスポンスを控える。バラード中心に、エモーショナルな演奏ができた。アンコールは祥子ちゃんと3曲、セッション。最後はスーパーバタードッグの『サヨナラカラー』をデュエット。

さよならから始まることがあるんだよ
本当のことが見えてるなら
その思いをすてないで
 (『サヨナラカラー』より)

今夜のテーマは「愛と孤独と別れ」でした。

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