2003年6月22日日曜日

2003年6月22日(日) 山形Vigo FM 特別番組公開生放送

午前11:00~12:30
ゲスト:リクオ
場 所:霞城セントラル(JR山形駅西口)1Fアトリウム
入場無料


晴れ。日中は気温が30度に達する。
午前11時20分から番組公開ライブがスタート。
体がまだ起きていない感じ。音の跳ね返りが強くて、音響が悪い。
お客さんも少ない。ライブをやるには厳しい状況。
そこをなんとかするのがオレ、と言いたいところなのだが、今日のライブは胸をはれる内容じゃなかった。ステージの最後まで場の空気をつかめず、集中力も今 一つ。納得のゆく演奏ができなかった。番組のパーソナリティーの女性との会話も噛み合わないまま、ステージを降りる。まだまだ修行不足。
夜は、知り合いで、元子供バンドのベーシストだった湯川トーベンさんが山形市内でアコ-スティック.ギターの弾き語りライブをやるというので、観に行く。
場所はストリートシャッフルという山形大学正門前にある30席程の小さな喫茶店。
実はオレもデビューして間もなくの頃、この店に歌いに来たことがあるのだが、訪れるのはそのとき以来、約11年振り。
店の雰囲気は以前と少しも変わっていないように思えた。でも久しぶりに再会したマスター、アリスさんは、青年っぽさが消えて、前にはない貫禄を感じた。
トーベンさんのライブはPAなし、完全生音での演奏。
ステージと客席の仕切りもなく、客との距離感ゼロ。


★ 弾き語るトーベンさんを客席から撮影

開演から少し遅れて入場したのだが、席につくなり演奏中のトーベンさんから「や~、リクオ~」と声をかえられてしまう。
これはもしかしたらと思っていたら、やっぱりライブの途中でトーベンさん紹介されて、何かいっしょにやろうと言われる。もちろん打ち合わせなし。
で、用意された楽器がピアニカ。そのピアニカ.ケースには「6年3組武田ゆき」とマジックで書かれてあった。
まずトーベンさんがやろうと言い出した曲が、オレのレパートリーでもある、小坂忠さんの「機関車」。
トーベンさんにキィーを伝えて、オレのカウントで曲がスタート。
トーベンさんが弾くギターのコードは相当にデタラメで、ほとんどブル-ス進行の曲のようになっていた。まあこれもありか。マイクなしで歌うのもええね。
ピアニカで吹き語りというのは無理なので間奏でピアニカ.ソロ。気持ちはトランペッターのマイルス.デイビスのつもりで吹く。結構、決まった。
こうなると調子に乗るオレ。そのままステージに居残ってやった。
なにか叩き物はないかと探していたら丁度、カフォンぐらいの大きさの割り箸を収納している木箱がそばにあったので、そいつにまたがりパーカッションにして叩く、これが非常に楽しくて、はまる。
途中で地元の若い子達がやっているジャグ.バンドがトーベンさんの紹介で演奏に参加する。もちろんオレは居座り続けてセッションに加わる。
木箱以外にも割り箸、柱、タバコの吸い殻入れなどいろんな物を使って、演奏した。
いゃ~、楽しかった。サンキュー、トーベンさん。
ライブの後、10年振りにオレを観たというお客さんから「昔よりも若返った感じですね。」と言われ、増々いい気分になる。
違うお客さんからは「君、早くデビューしたほうがいいよ。」と言われる。がんばろ。
打ち上げにも参加。「安愚楽」という年期の入った居酒屋へ連れていってもらう。70をゆうに超えるおばあさんが一人で切り盛りしている小さなお店で、異常に安く、しかも美味しかった。

 

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