渋谷 BOXX
TOKYO ACOUSTIC NITE 2008 Presents
「詩のチカラ」~Winter 1 Week Series~
【出演】リクオ/三宅伸治
BOXXでのライブは2度目。
ライブハウスならではの音圧、天井の高さからくるスケール感のある響き、ミラーボールを常設したカラフルな照明、それらがやたら新鮮に感じられ、場に煽られて演奏できた。
ライブの後にお店のスタッフの1人が「この場所は同じ渋谷にあるBYGとは対照的に劇場的な空間にしたいんだ」と言っていたのを聞いて、なるほどと思った。酒場の猥雑な空気とはまた違う、劇場ならではの演出による非日常空間を楽しませてもらった。
この日の共演者の三宅さんとの出会いは、自分がまだ学生の頃だから、もう20年以上前に遡るのだけれど、これまで2人でセッションするようなことはめった
になかった。こんなにたくさんの曲を一緒にやるのは今回が始めてのことだ。この時期にミッキーと三宅さんと続けて共演させてもらえたのは、自分にとってタ
イムリーだったように思う。
お里が近くて、互いの共通言語があるから、セッションしていて本当に楽しかった。
けれど今回の共演を通じて、自分は2人に比べると「一つのスタイルに身を捧げる」というような意識が希薄なんだと感じた。かと言って、色んなことができるわけでもないのだけれど。
自分は時期によって少しずつ衣装が変わって行くタイプなのだと思う。
けれど、いつでもこの場所に戻ってこれる自分でいたいし、ミッキーや三宅さんが大切にしているものを、自分も同様にいつまでも大切にしてゆきたいと思う。
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