2005年4月14日木曜日

4/14 (木)

渋谷BYG
朝倉真司(per.)橋本歩(cello)共演/Kengo
 BYGは36年続くロック.カフェ。1、2階がカフェで地下が ライブハウスというつくり。カフェといっても、最近のカフェ.ブーム後のカフェの趣とは違い、どちらかというと昔のロック喫茶(といっても選曲はジャズ、 ブルース等も含まれていて幅広い)や音楽居酒屋の趣である。営業は深夜2時まで。ドリンク、フードともに充実していて、オレもビギンのメンバーにこのお店 を教えてもらって以来、渋谷に来る際には、時々飲みに来させてもらっていた。
 36年前のオープン当初は、ライブスポットとして、はっぴいえんど やエンケンさん頭脳警察等当時のロック、フォーク系のミュージシャンがライブをやっていたそうだが、数年後にはカフェ営業のみになり、ライブを再開しはじ めたのは、ここ数年のことだそうだ。出演者はお店のこだわりで決められたレギュラーメンバーだけ。ビギンから始まり、バンバンバザール、ブラック.ボト ム.ブラスバンド、風味堂など自分には馴染みのバンドばかりだ。オーナーの安本さんからは、ありがたいことに、この2年程ずっと出演のお誘いを受けていた のだが、やっとタイミングが合って、今月からBYGのレギュラーメンバーに加わらせてせてもらうことになった。
 今日はリハーサルに、知り合いの シンガーソングライター、ハシケンが遊びにきた。本番は観れないので、リハーサルだけ観て帰ると言う。ハシケンも近々、チェロとパーカッションとのトリオ 編成でのライブを考えているので、参考にしたいそう。ちなみに、朝ちゃんは、ハシケンのサポートもやっている。リハに顔を出しただけなのに、差し入れを 持ってくる気遣いがハシケンらしい。
 リハの時に、朝ちゃんと歩ちゃんに「今日は曲順をちゃんと決めてきたよ」と言ったら、二人から一斉に「お~!」と言われる。
 今日のライブは、「ブギ、ロックンロールのリズムは一切やらない」「定番の曲は極力避ける」という2点をテーマに選曲。これからBYGでは毎月やるので、選曲も含めて毎回色々と試してみようと思う。
  共演のKENGO君は、28歳のシンガーソングライター。とにかく声がいい。ギターもうまい。イケメンである。彼が1時間のステージを終えて、9時頃から オレのステージがスタート。オレと歩ちゃんは既にアルコールを注入済み。客席は満席。いい雰囲気。聴くときは集中して聴く、盛り上がるときは盛り上がるお 客さん。女性客が圧倒的に多かったが、一人40過ぎと思われるおっさんがいて、曲間でやたらと、つっこんでくる。この人、今ひとつ空気を読めていない感じ だったが、こういうおっさんとのやりとりも結構楽しかったりするのだ。
 ライブの後半ではBYGをイメージしたナンバー、「アンダーグラウンド」を披露。これ、BYGでライブやるときの定番になるかな。後で安本さんから、「曲を作ってくれてありがとう」とお礼を言われる。
 アンコールではKENGO君にも参加してもらって「光」をやる。KENGO君が加わって、とても若々しい演奏になった。
 3年前まで一緒にヘルツというバンドをやっていたドラマーの坂田学君と、ギタリストであり打楽器奏者でもある宮田まこと君がライブに遊びに来て、打ち上げにも参加。ポラリスをやめたばかりの学君は6月にソロライブをやるそうだ。
 学君は最近、飲酒に目覚め、随分と飲んでいるらしい(この日は車で来ていたので飲酒は控えていたけれど)。以前の学君はよく、酔っぱらったオレの様子を、覚めた目でみていたものだが、どうもこちらの仲間入りになってきたようで、少し嬉しい。
 来月のBYGは5/10(火)、風味堂とのジョイント。これも楽しみ。
★BYGの地下にあるライブ会場に続く螺旋階段。

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