飛行機を乗変して、早朝の便で東京に戻り、午後0時半からカトリック築地教会で行なわれたHONZIの葬儀ミサに出席する。
なんとか葬儀開始の
時間には間に合ったのだけれど、教会に着いた頃には、既に会場に入りきれない参列者が集まっていて、自分を含めたくさんの人達が教会の外で粛々と行なわれ
ている葬儀を見守り続けることになった。 献花の時間になって、やっと教会内に入ることができた。HONZIの歌声が館内に流れる中、各々が、棺に眠る彼
女に花を添え、別れを告げてゆく。白い花に包まれたHONZIは綺麗だった。目を覚ましそうにも思えたけれど、彼女の頬にふれたら冷たかった。
HONZIは亡くなる直前までライブ演奏を続け、今月に入って再入院、最後は自宅に戻り夫のI君に見とられて、旅立った。数年前に結婚したI君と一緒のと
きのHONZIは、リラックスしてとても幸せそうに見えた。学生時代からの長い付き合いの中でも、あんなにおだやかな様子のHONZIを見たことがなかっ
たように思う。葬儀の席でそのことI君に伝える。
出棺のときには、HONZIの最後の共演者でもある早川義夫さんの歌が流れた。
葬儀
に集まったたくさんの人達がHONZIを想い涙を流した。葬儀に参加できなかった多くの人達も同じ想いだったことだろう。彼女がどれほどたくさんの人達か
ら愛されているのかを、あらためて実感することができた。これからも多くの人達がHONZIのことを想い続けるに違いない。
霊柩車が去った後は、少し取り残されたような気持ちになった。
HONZIとの時間は自分にとって、とても大切で楽しい時間だった。
アリガトウHONZI。
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