アルバム発売記念 スペシャル・ライブ
セツナグルーブ2008ツアー「What's Love?」
東京・渋谷O-WEST
【ゲスト】CRAZY FINGERS(リクオ/Dr.kyOn/YANCY)
【サポートミュージシャン】ベース:寺岡信芳/ドラム:坂田学/パーカッション:朝倉真司/チェロ:笠原あやの/ヴァイオリン:阿部美緒
この日のライブを“楽しかったあ”の一言で表現するのは、ちょっと違うというか、もったいない気がする。それくらい受け取ったもの、感じとったものが多かったから。
クレフィンでは多いにパフォーマンスを楽しんで、その後のバンドメンバーとのライブでは、歌の世界に集中した。このコントラストを意識できたことがよかったように思う。
インスパイアされると新しい景色が見えてくるから、そこにたどり着こうとする。けれど、その場所に近づいたと思うと、さらにその先が見えてくるような感じ。この日のステージで、自分は何かを乗り越えようとトライし続けていたような感じ。
お客さんがたくさん集まってくれて嬉しかったし、ライブも盛り上がって充実感があったけれど、そういうありがたい状況の中で、だからこそ、自分は先の景色を見ることができたのだがら、やはりそこを目指さなあかんなと。ええ音楽やっていこ。
この日は開演前の時間に急遽ハシケンがステージに登場して1曲歌う。数日前にハシケンから、11日のライブで歌わせてほしいとの電話があった。普通こうい
う頼みごとは知り合いでもなかなかできないもんである。ハシケンの決意のようなものを感じたので快く了承させてもらった。ハシケンは限られた時間の中で自
分をしっかりアピールして、次につながるように会場をほぐして、いいバトンを渡してくれた。
クレフィンのライブは今年始めて。このメンバーでしか出せない高揚感があることをあらためて実感。
自分は音楽に関しても人生に関しても相変わらず贅沢もんである。クレフィンも面白いし、今のバンドスタイルも続けたいし、弾き語りは自分の基本だし、山口
とやるのもアコパルでやるのも刺激になるし、若い才能の生き血も吸い続けたいし、もっと曲を書きたいし、いろんな人に出会いたいし。
このまま広がり続けるのかな?
多分それは無理なんだと思う。またどこかで転機がくるのかな。それとも自然に変わってゆくかな。まあ、今しかできんことをやろう。
2度目のアンコールで最後の曲が終わった時に、キョンさんやヤンシー、ハシケン達がステージに登場。キョンさんがオレにピアノ椅子から離れるように促すの
で、何が始まるのかと思ったら、キョンさんがハッピーバースデーを弾き始めて、ローディーのSくんがバースデーケーキを持ってステージに登場してきた。来
週17日が自分の誕生日なんである。思いがけないサプライズ演出。感激しました。ありがとう。
感謝。
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