「ASYLUM2008」は、飯田、弘前、白石、東京、沖縄etc.日本中のさまざまな街から、音楽をはじめとする文化を通してつながった人達が集う街フェスである。
桜坂劇場の3つのホールと劇場1階路上沿いのカフェ.デッキ、すぐ近くのライブハウス桜坂セントラルらが会場となって、3日間に渡り各地でライブ演奏、ライブペインティング、DJ、映画上映、楽器セミナーなどが繰り広げられるのだ。
自分のステージは明日なので、この日は観る側として参加。各会場で、SION、山口洋、eastern youthのライブを観る。SIONのライブを観るのはホント久し振り。
彼のライブを初めて観たのは学生の頃で、場所は京都の磔磔だった。その後、自分のCDデビュー直前に大阪のイベントでSIONと一緒になり、舞台袖で、酔ってゲロを吐いてる姿を目撃したこともあった。95年頃には、SIONのツアーとレコーディングに参加した。
久し振りのSIONは元気そうだった。声もよく出ていた。相変わらず言葉がよく沁みた。嘘のない真っ当な歌ばかりだと思った。長年の相棒である松田さんのギターも素晴らしかった。
打ち上げにも参加してSIONと久し振りに話した。かってSIONのツアーに参加した時、最終日の打ち上げの席で彼から言われた言葉を自分はずっと忘れることがなかった。
「リクオは自分と同じシンガーソングライターなのだから、人のバックではなくそちらをやらなきゃいけない」
そう言われて自分は嬉しかった。SIONは自分の気持ちをわかってくれていると思った。だから、今回SIONと再会して自分が歌い続けていることを直に伝えられたのが嬉しかった。今度は同じシンガーとして共演できたらいいなと思う。
打ち上げの席で、「オレはSIONよりもしぶとく歌い続けると思うで」と言ったらSIONが「うるせ~」と笑顔で返した。
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