沖縄 北谷 モッズ
生憎の雨である。会場入りする前は国際通り界隈をぶらぶら。
午後5時頃北谷モッズ入り。ソウルフラワーの英ちゃん(伊丹英子)が開場前に娘を連れて遊びに来てくれる。
この日はライブでいつも以上によくしゃべった。しかもいつもとは少し違う感じのMCが多かった。不思議なテンション。なんでやろ?
もしかしたら、那覇の宿泊先からあまりにも広大な米軍基地の敷地沿いを走って会場入りしたこと、英ちゃんが辺野古の海上基地建設に異を唱えるピースコン
サートを企画している話を聞いたこと、最近作家の村上春樹さんがイスラエルの文学賞「エルサレム賞」を授賞した際の記念講演に感銘を受けたこと等が影響し
ていたのかもしれない。
「壁(体制)が正しく、卵(壊れやすい殻に入っている世界に一つしかないかけがえのない魂)が間違っていても自分は卵の側に立つ」
「小説を書く理由は、個人の魂の尊厳に光を当てること」
「『体勢(ザ.システム)』に勝つ希望があるとすれば、魂の独自性を信じること」
自分はこのときのスピーチに言葉の持つ力、可能性を感じると同時に、この作家がよく使う言葉「コミットメント」について、つまり自身の社会との関わり方ということについても考えさせられた。
ユーモアを忘れずに相互作用し合える現場を積み重ねて行こと思う。
モッズのピアノ「キャサリン(リクオ命名)」も自分との再会を喜んでくれたようで、色っぽい会話ができた。
★蛇口から泡
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