沖縄 石垣島 Jazz Barすけあくろ
雨が止んで時々晴れ間も覗く。日中は自転車を借りて海沿いを走る。
途中海沿いの公園に自転車を止めて、グランドに群生する草の上に仰向けに寝てみる。沖縄出身の詩人山ノ口獏の詩による高田渡さんの「生活の柄」という歌を思い出す。草の上って柔らかいんだなと思った。とても心地よくてしばらくうとうとする。
すけあくろでのライブは、地元の人達だけでなく旅行者が多いのが一つの特徴。内地から越して来た人も多く、石垣は放浪者の集まる島と言えそうだ。
石垣に来ると、毎回新しい出会いがある。ほんとこの島には色んな人がいるなあ。出会うのは今の資本主義の価値観からはずれたような人達ばかり。時間から転
げ落ちることに恐怖を感じていない、自分の中の時間の流れや、その土地が持つ時間の流れに身を任せることのできる人が多いように思う。
そう言えば日中のランチタイムに入ったカフェに置いてあった雑誌「ブルータス」の今月の特集は農業だった。しかもスタイリッシュではない切り口。時代が変わってきたみたい。
ライブ直後に、普段は言葉少ないすけあくろのマスターのみつおさんから「一生の付き合いをしましょうね」と言われる。
この4日間ほんと泡盛をたくさん飲んだなあ。
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