京都の実家に帰る前に、梅田で、楳図かずおデビュー50周年記念展覧会「楳恐」を観に行く。期待以上の面白さ。
マンガに熱中していた小学生の頃の感覚を思い出した。
マンガの立ち読みをして、本屋を出た直後の、あの余韻を引きずった感覚、視界に入る世界がまるで今迄と違って見えて、何か焦点が合わないような不思議な気分にしばらく浸り続けていた、あの頃の感覚を思い出した。
そう言えば、幼い頃はどこにいても、すぐ空想にふけってしまう癖があった。通知表の中で担任の先生に、「教室でぼ~っとしていることがある」って書かれ
たりしたなあ。今思うとあれは自分にとって、結構大切な時間だった気がする。今も茶店でお茶しながら、外の景色を眺めたりして、ぼんやりと物思いにひたる
のが好きだ。
楳図作品を色々と読み返したくなった。
0 件のコメント:
コメントを投稿