名古屋 TOKUZO(得三)
「リクオCDデビュー20周年記念イベント~ホーボー・コネクション~」
【ゲスト】伊東ミキオ/ウルフルケイスケ/YANCY/中山うり
朝目が覚めたら、なんとか熱が下がってくれていて、気力がわいてくる。
「ホーボーコネクション」名古屋最終公演は、リハーサルからリラックスした雰囲気。不安とか心配は全然なくて、とにかく開演が楽しみだった。
満員の客席は、開演前からスタンバイができていたようで、のっけから素晴らしい盛り上がり。
最初にゲストとしてステージに登場したのは中山うりちゃん。彼女とオレを繋げてくれたのは、音楽プロデューサーのs-kenさん。古くは東京ロッカー
ズ、東京ソイソースのムーブメントの立役者だった人でもある。そう言えば、90年代の後半、クラムボンやスーパーバタードックのメンバーに出会った頃も、
s-kenさんが彼らに関わっていたなあ。音楽業界の目利き、数奇者な的存在、街で生きてきた人だと思う。s-kenさんは、この日もうりちゃんと一緒に
名古屋入り。
彼女の音楽には、世代やジャンルを飄々と超えてゆくしなやかさがある。懐かしくて新鮮。衣装はレトロでも、着こなしは新しい。特にビブラートの一切かからない彼女の歌唱は、今の時代を感じさせる。
うりちゃんとは2人だけで3曲共演。すずしげな中に彼女の熱が伝わってきて、とても楽しいセッションになった。
うりちゃん登場の後は、40代の野郎達が次々に登場して大人げなく弾けまくった。この日の自分のテーマは、「アホになりきる」だったのだが、けいやん、
ミッキー、ヤンシーの3人は、そうなるにはうってつけの共演者だった。皆、ステージではまだまだやんちゃ盛りである。
アンコールでは敢えて、段取りにない予定していなかった曲、シンプルなR&R、ソウルナンバーを数曲セッションした。すんごく楽しかった。客席
を巻き込んでアホになりきれた気がする。ライブの本質、醍醐味、音楽の楽しさを再確認するような夜になった。
この20周年イベントを通して、ある確信を得たような気がする。ほんとにたくさんのエネルギーをもらって、御陰さまでまだまだ生きながらえそうだ。ちゃんと還元していかないと。
日本には素晴らしいミュージシャンがたくさんいる。本当はこのイベントで共演したかったミュージシャンはもっともっとたくさんいたのだ。これからも世
代、ジャンルを超えて、色んな人達と一緒に音を奏でたいと思う。これからもずっと、音楽を通じて、出会い、つながり、共鳴し合えたらと思う。
「ホーボーコネクション」無事終了。
皆さん、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
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