博多、名古屋、大阪、渋谷の4公演行われるレコ発ツアーの暫定セットリストを考えた。色々と想像しているとワクワクしてきて、楽しい作業だった。早くメンバーと合流してリハーサルがやりたいなあ。
このまま音楽にだけ没頭していたいものだ。一つのことに集中できるというのは幸せなことだなあと思う。そういう環境をつくるために雑事もやりこなそう。心の煩わしさにも向き合おう。
ツアー中は頭でっかちになることがあまりない。いろんな人や風景や価値感に出会うことで、五感のバランスがとれて心の風通しがよくなるからだ。あとはステージと打ち上げに集中すればよい。といいつつ、最近はツアー中も雑事に追われたりしているのだが。
人と出会ってライブをやって楽しく打ち上がれば、心はすっきりする。まあ翌朝は、テンション低く、二日酔いと疲れによる気だるさを感じながら次の街に移動するのだけれど、心はどこか清々しい。きっと風が通り抜けているからだ。
でも、ツアー中にも時々ふと、自分が世の中から置き去りされているような気持ちにもなることがある。そして、自分の「とるにたりなさ」を思ったりして寂しくなる。ここ数年の世の中の変化の影響もあって、最近そんな思いが強くなっている気がする。ツアー暮らしは好きだけれど、そこに埋没しすぎてもいけないとも思う。
世の状況や自分自身に向き合って、もっと悩んだり、葛藤したり、反芻する時間が必要なのかもしれない。自分はどこかに属すことなく、門の前にたたずみ、割り切れずに悩み続ける人のはずなのだが、音楽生活が楽しすぎて、そのへんが中途半端というか、まだまだ突きつめ方が足りないというか、マジメさが足りないというか。そう言えばオレ「不真面目に マジメに 寄り道 宝探し」って歌ってたなあ。ああそうか。
仕事をやりにきたファミレスでまたこんなことを考え始めてしまい、能率よく雑事をこなせないまま陽が暮れはじめている。チャリンコで海沿いを走って帰ろう。
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