6月27日FaceBookに投稿
旭川アーリータイムズでの初ライブは98年の9月だったと記憶してます。メジャーデビュー当時から8年間お世話になっていた事務所を離れ、フリーになって本格的にツアー暮らしを始めたばかりの頃です。
この時の北海道ツアーは、精神的にきつかった記憶があります。頑張り過ぎて自分のキャパを超えていることに気づかずにいたらしく、ツアー中・帯広あたりで、ひどく消耗して落ち込み、すっかり気力が失せている自分に気づいて、これはやばいぞと感じたのを覚えてます。ホント余裕がなかったんです。
昨夜の打ち上げでアーリータイムズのマスター・野澤さんが、その頃のオレのライブ映像ビデオを店内のテレビで流してくれました。今よりも声が尖っていて、動きが機敏でした。集中力、覚悟が伝わるパフォーマンスで、皆で見入ってしまいました。この夜もいいライブをやったつもりでいたけれど、当時のパフォーマンスにも今にない魅力を感じました。
15年前のライブの「ミラクルマン」が流れた後、オレからのリクエストで、この日のライブの「ミラクルマン」の映像を流してもらって、観比べ、聴き比べしてみました。今の「ミラクルマン」の方がテンポが安定していてノリが大きく、演奏のクオリティーは高いけれど、15年前の性急な疾走感も魅力に感じました。15年前の方が全体的にシャープ。カッコつけてるところは恥ずかしく感じましたが。
思いがけず15年前の自分に出会って、新鮮な刺激を受けました。奴に負けないだけの「気合い」を胸に、想いを束ね、力まず明日の札幌ライブに望もうと思います。
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