2004年11月7日日曜日

11/7(日)岩手県 大槌  ショッピングセンター 「シーサイドタウンマスト」1階センターコート

しゅんの征子さんが運転する車で瀬川さん、歩ちゃんと一緒に大槌に移動。移動中は寝てしまうことが多いのだが、この日は紅葉の景色が素晴らしく、ずっと起きていた。
 三陸沖をツアーすることはほとんどなく、大槌は訪れるのも初。鉄工で有名な釜石に隣接する小さな町である。
★ 車移動中、お休み中の歩ちゃん。
 ★ ライブ開始。お客さんの顔がよく見えた。約1時間ステージ。こういう営業要素の強いライブでアンコールをもらえたのが嬉しかった。物販CDもよく売れた。

 打ち上げは、ジャズ喫茶クィーンで行われる。マスターの賢さんは、瀬川さんと古くからの付き合いで、この日のライブにも色々と尽力してくださったそう。 主催でもないのに、こうやって打ち上げまでセッティングしてもらい、ほんとうに感謝である。賢さんは、クィーンを40年も続けているそう。コンサートの企 画にも積極的で、岩手のジャズ関係者と協力して、カウントベイシー楽団のコンサートを大成功させたこともあるそう。とても60過ぎには見えないファンキー 親父。打ち上げに参加した地元の皆さんと話していて、なんで始めて来た町のショッピングセンターの無料ライブで、お客さんがあんなに、一生懸命聴いてくれ て、あんなにCDが売れたのかがわかった。打ち上げに集まった人達は皆本当に音楽好きで、今日もライブを楽しみにしてくれていたのだ。
 打ち上げで流れていたBGMは、マリア.マルダー、ジェームス.ブッカー、ドクター.ジョン、ニーナ.シモン等、あきらかにオレを意識した選曲。
 賢さん始め地元の皆さんには、さまざまな心配りで、本当に手厚くもてなしていただいた。感謝。


★ 地元の方から地酒をいただく。オレにプレゼントするために特製ラベルまで作ってくれる。

2004年11月6日土曜日

11/6(土)盛岡 紅茶の店しゅん with 橋本歩(チェロ)

 盛岡駅で歩ちゃんと合流。主催者の瀬川さんと一緒にタクシーでしゅんへ。まずは紅茶とシホンケーキをいただく。歩ちゃんは興味深げに店内を見渡していた。
 時間があるので、近くで蕎麦を食った後、散歩。クラムボンという喫茶店に入ってコーヒーを飲む。このお店のマスターは音楽好きで、友部正人さんや下田逸 郎さんのコンサートを企画している。店のドアを開けたら、右隣でマスターがコーヒーを煎っていた。店内にはいい香りが充満している。お店に壁には地元アー ティストの作品が展示されている。映画、音楽、芝居関係のフライヤーも色々と置かれている。サブカルチャーのにおいのするお店。ここで飲むコーヒーは最 高。
 盛岡の街は文化の香りがする。
★ 喫茶クラムボンで撮影。コーヒーを煎るマスター。
 今回の歩ちゃんの参加は主催者の瀬川さんのリクエスト。前回のしゅんライブはヴァイオリンの玉城亜弥ちゃんが参加したのだが、それが好評で、今回もぜひストリング奏者を、という話になったのだ。
 チェロという楽器がしゅんの雰囲気にとてもマッチしていた。歩ちゃんと1ステージで、これだけたくさんの曲をやったのは始めて。チェロが加わると、音のイメージがより色鮮やかで、エレガントになる。彼女とのセッションはインスピレーションが湧く。
  しゅんの征子さん、娘の亜弓さん、瀬川さんも今日の演奏を喜んでくれたよう。亜弓ちゃんからは今までで一番歌がよかったと言われる。
★ しゅんのピアノ。壁にはこの日のライブを告知するポスターが。
★ お店の壁にサインする歩ちゃん。真ん中あたりには、元ヘルツ現在ポラリスで活躍する坂田学君のサインが。

 
 

2004年11月5日金曜日

11/5(金)山形市フランクロイドライト

チェックアウトのとき、サンセットスタジオの早坂さんがホテルまで迎えに来てくれる。二人でJamに行って、コーヒーをいただきながら、片倉さんと雑談。 片倉さんは実に話好き。話し出したら止まらない。色々と面白い話が聞けたので、キーボードマガジンのコラムにJamのことを書こうと思う。
 山形市に向かう途中で、鰻屋さんへ連れて行ってもらう。上品で美味。
 今日のライブのオープニングを努めてくれたザ・スリー・ピース・オブ・コミュニケーションズは、今年の春、下北440での湯川トーベンさんのイヴェントで一度一緒になった。自分達のグルーヴと歌心を持ったバンド。そのうち人気者になるかも。
★ 演奏中のザ・スリー・ピース・オブ・コミュニケーションズ。
フランクの元のマスターで、去年大病を患い療養中のアキノリさんが、観に来てくれる。ふっくらとして、随分イメージが変わった。遊び人風のにおいが消えた。とにかく再会できてよかった。
 けちょんと、つげさんも来てくれる。
 この日はライブ中にカメラが2台入る。だからというわけでもないが、相当に集中力とインスピレーションが高まる。声も良く出る。昨日のライブの余韻がうまく作用したのかも。好調。

2004年11月4日木曜日

11/4(木)山形県川西町ライブスペースJam

 東京から東北新幹線に乗って赤湯駅で下車。そこから車で40分程走って、ようやく目的地の「ライブスペースJam」に到着。Jamは詰めてもキャパシティーが100席前後の小ホール。
 オーナーの片倉さんは、町で鉛筆工場を営む、話好きの実に元気な親父さん。Jamをオープンさせたのが10年前。それ以来、このスペースを地元の人達に広く開放するだけでなく、片倉さん自らがさまざまなアーティストを招いて、コンサートを企画してこられた。
 ホールのピアノはYAMAHAのG3。それ程高価なものではなく、比較的手に入れやすい機種と言える。しかし、JamにあるG3は特別である。
 その音色は繊細でまろやか、タッチは指に吸い付くような感触で、こちらの思いに実によく応えてくれる。自分はツア-中、あまりリハーサルに時間をかけな いのだが、この日は気持ち良さのあまり、時間を忘れて弾き続けてしまった。聞けば、片倉さんがこの日のライブの為に、調律師に細かく注文して、オレのピア ノ・スタイルに合わせた調整をしてくれたそうだ。
★ Jamのピアノ。横の花はダリア。
 このピアノの鳴りの良さは、ホールの響きとも大いに関係していた。反響が強過ぎず、デッドにもなり過ぎず、丁度良い柔らかい響き。しかも、ステージと客 席の音の響きや鳴りが変わらない。ホール全体に、実にまろやかに、心地良く、音がまわっていて、どの場所でも最高の響きを味わうことができる。とにかくこ のホールは片倉さんのこだわりが隅々まで行き届いていて、リハーサルの段階で、すっかり感心してしまった。
   ホールの隣は喫茶レストランになっていて、片倉さんの奥さんが仕切っておられる。ここの料理がまた素晴らしい。
 リハーサルの後、松茸のおにぎり、地元でとれる菊のお浸し(「もってのほか」という名の品種だそう)、そして林檎がたっぷり入って具だくさんのカレーライスを頂いた。地元でとれる素材が生きていて、どれもとても美味いしかった。
 お店のメニューの一つであるピザは、粉から練って、庭先にある窯で焼かれる。打ち上げの時に焼き立てのピザを、さまざまなトッピングで頂いた時には、思わず顔がほころんだ。
 ライブは飲食持ち込み自由。会場では開演前から、方々で酒が酌み交わされ、実に賑やかで和やかな雰囲気。客席は既にウェルカム状態。ライブはスタートから大いに盛り上がった。とにかく反応がよい。打てば響きまくる。客席との会話が楽しい。
 片倉さんは「お客さんそれぞれが自分でライブをコーディネイトしてゆくべきだ」との考えを持っていて、そういった空間作りを常に心掛けているそうだ。少し大袈裟かもしれないが、この日集まったお客さんには、「片倉イズム」がしっかりと浸透しているように思えた。
 打ち上げの途中から、地元の人達によるいつ終わるともしれないセッションが延々と続いた。その演奏に合わせて太極拳風の妖しい踊りを披露する女性も登場。皆が好きに楽しんでいる。  印象深い一日だった。
★Jam外観。手前右は片倉さん自作の月観台。
★ピザ窯の前で片倉さんと撮影。
 
 

2004年11月3日水曜日

11/3(水)

 ヤマハのシンセサイザー発売30周年を記念したイヴェントが六本木のオリベホールで開催され、クレイジーフィンガーズからオレとヤンシーがゲスト出演。 ヤマハのキーボードをステージに2台並べて約1時間のライブ演奏。最初、大人しかったお客さんも、最終的には大いに盛り上がる。
 大野さん、近藤さんはじめ、現場のヤマハスタッフの皆さんが、このイヴェントを楽しみながらやっている雰囲気が伝わってきたのがよかった。
 会場の後方には、ヤマハで発売されたキーボードが年代順に展示されていた。発売当時定価が700万円を超えたというGX-3や、当時としては画期的なポ リフォニックシンセサイザーだったCS01、FM音源を使い一世を風靡したDX7といった懐かしいキーボードが多数。オレはDX7のアルゴリズムっちゅう のが20年経った今だに理解できない。
★ CS1の前で。
★ ステージ後方のスクリーンに演奏場面がリアルタイムで映し出された。
イラクで人質になった香田さんが殺害される。今の時期にイラク入りした香田さんを批判する声も多いようだ。確かに無謀な行動である。しかし無謀であることは、若者の特権でもある。冒険には必ず危険が伴う。
 「世の中にはどうにもならないこと、理不尽なことがたくさんある」という
ことをあまり自覚できない世の中で、自分達は暮らしているのかもしれない。
 香田さんの死で、さらにはっきりしたことは、一部のイラク人、イスラム圏の人達にとってアメリカと協力体勢をとり、自衛隊をイラクに派遣している日本は、憎悪の対象であるということ。
 

2004年11月2日火曜日

11/2(火)

ヤンシーと道玄坂のヤマハで明日のライブのリハーサル。ヤンシーが車のエンストでリハに遅れる。彼が車のエンストでリハに遅れるのは、これで何と3度目。 バリ帰りのヤンシーは真っ黒に陽焼けてしていた。リハーサルスタジオに山崎君と亜弥ちゃんが顔を出す。シンバルを買いに来たとのこと。馬鹿話をしばらく。
 今日は自転車で渋谷まで来たのだが、帰り道で警察官に呼び止められ、口論になる。オレはなぜか、自転車に乗っていると、しょっちゅう、警官に呼び止めら れ、盗難確認をされるのだ。そんなにオレっていかがわしく見えるの?まったく不愉快。意地になって最後まで盗難確認を拒否する。そうしたら相手も諦めてし まった。一様、おまわりさんと和解して別れる。少し大人気なかったかも。

2004年11月1日月曜日

11/1(月)水戸 ソニック

 水戸に入る前に、ソニックのスタッフの弓ちゃん、あぶらすましのメンバーと待ち合せて、スパリゾート・ハワイアンに行く。あぶらすましの三ヶ田君と松崎君は前日の打ち上げで飲み過ぎ、二日酔いでふらふらの様子。
 ゆっくり湯につかり、フラダンスショーなどを観て楽しむ。ダンサーのお姉さん達の踊りはなかなかのもの。皆よく鍛えていて、スタイルがよく、腰のくびれがすばらしい。
★ ハワイアンズの前でポーズ。
★ ハワイアンズの中にある露天風呂。日本で一番広い露天風呂だそう。
★ ハワイアンズで昼夜2回行われるダンスショー。
すっかりくつろぎ、脱力した状態で水戸へ。
 水戸ソニックでのライブは始めて。地元のCHROMEHEARTSというバンドとokayanさんというギタリストがオープニングをつとめてくれる。CHROMEHEARTSのメンバーはまだ高校生だそう。自分の子供でもおかしくない年齢。
 客席前列にはCHROMEHEARTS目当てと思われる女子高生の一団が。オレのライブでは、あまり見かけない客層。演奏中は、その娘達にも受けている様子だったのに、ライブ半ばで席を立ち、帰ってしまった。なんで?そうだ、きっと門限があったに違いない。