2005年7月2日土曜日

7/02 (土)

名古屋 ボトムライン
 ボトムラインはクレフィンが去年の4月に初ライブを行った場所。あの夜の興奮と手応えが、メンバーとスタッフに与えた影響は大きい。クレフィンにとっては、思い入れのある場所。
  今日もリハーサルは入念に。さすがに昨日の疲れが残っていて、体が重い。今日はアンプで鳴らすだけでなく、モニターからもラインのピアノを返す。今回のツ アーは照明のサイガさんがミラーボールを持参。有太くんの歌う「サタデイ.イン.ザ。パーク」で、ミラーボールが回りだす瞬間は、ライブの見せ場の一つ。 オレのかけ声でミラーボールが回りだすタイミングをしっかりチェック。
 名古屋のお客さんは盛り上がりにくいと言われるけれど、クレフィンのライ ブに関して、それは当てはまらない。こちらの思い入れがお客さんにも、伝わっているのかもしれない。今日は週末ということもあり、遠くから遠征して観に来 てくれたお客さんも結構いたようだ。ステージからお客さんの顔がよく見えた。関市から来てくれた知り合いが、客席ですごく乗ってくれていた。
 ス テージを終えて楽屋に戻ったら、ぐったり。照明の暑さがかなりこたえた。今回のクレフィン.ライブは自分のソロライブよりかなり動くので、いつもより体力 を消耗する。けど、そうやってパフォーマンスするのが楽しい。ソロの弾き語りだと、なかなかピアノから離れられないのだが、クレフィンだとメンバーが4人 なので、ピアノから離れて、ステージ前方に出たりして、パフォーマンスしやすいのだ。クレフィンでは自分の中のエンターティンメント気質というか芸人気質 をより生かす事が出来るのが嬉しい。
 思えば、デビュー当時はこんな芸人チックなことをやるタイプではなかった。コール&レスポンスとかかっこ悪 いと思ってたもんな。やはり関西育ちのDNAにはあがなえなかった、ということにしておこう。15年前のオレが今の自分を観たら、どう思うのだろう。人 間って、結構変わってゆくもんだ。つうか、変わらなければ、よどんでしまう。変わらずに変わり続ける。わけわからんことを言ってるようやけど、当たり前の ことを言っているのだ。
 今回のツアーは方向性がはっきりとしていて、メンバー&スタッフもそれを理解し、しっかりとスクラムが組んでのぞむことができた。その成果がはっきりとライブの内容にあらわれている。お客さんにも、今までのライブとの違いが伝わっていると思う。
 充実している。
★リハーサル開始前のステージ。
 ★ライブ後、メンバー揃って楽屋で記念撮影。

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