沖縄北谷 モッズ
「THE HOBO JUNGLE TOUR 2008」
【出演】山口 洋(HEAT WAVE)&リクオ
今回のライブを企画してくれたハーベストファームの野田君は、表面は寡黙なんだが、内面の熱量は相当なもんである。この日の北谷ライブも彼が自ら手を挙げてくれることで実現した。
離島に4日間いたせいで、那覇が随分都会に感じた。
会場入りする前に公設市場界隈を散歩。石垣や宮古ではあまり感じられなかった人の賑わいと活気に触れる。しわくちゃのおじい&おばあが元気そうに働いている姿を見たら、こっちも力が漲ってくる感じ。日本の他の都市にはない土着のニオイがした。
この日のライブ会場のある北谷のアメリカンデポは、野田君に言わせれば「東京のお台場みたいな場所」なんだそう。土着のニオイは希薄である。
モッズの喜屋武さんは、この街で音楽文化を根付かせようとさまざまな試みを行っている人だ。2年振りに訪れたら、地元に帰ってきた息子さんが店を手伝っていた。
ライブはツアーファイナルにふさわしい盛り上がりになった。30本のツアーを経てきた意味が十分に感じられる内容だった。その前の宮古島のライブを経て、この日にたどり着いたことの意義も大きいように思えた。山口はあの日のライブであらたに気合いを注入された感じ。
集中力の持続という点に置いて、31本のツアーの中で、この日が最高であったと思う。お客さんのリアクションも素晴らしくて、ほんとにありがたいと思った。
今回のツアーは、同じステージに、同じ立場で、自分とは違うもう一つの個性が存在していることによって、気付かされ、考えさせられることが多かった。とくにこの3週間は、いろんな意味で内容の濃い、実に印象深いツアーになった。
ちょっとシラフに戻って、反芻しなきゃいけないなという気分。
ツアーに関わってくれた人達、足を運んでくれたお客さん、そしてヒロシに心より感謝。
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