大阪十三 ファンダンゴ
『HOBO SINGERS in 十三 』
【出演】海老沢タケヲ/酒井ヒロキ/シガキマサキ
special guest:リクオ
富士宮から大阪までの移動の車中はひたすら寝ていた。「やっちまったなあ」という感じ。前日、打ち上げであれだけ盛り上がるとは予想外だった。
大阪に着く頃にはなんとか回復。
入り時間より1時間半遅れてファンダンゴ入り。すんません。
ファンダンゴは自分が学生時代からお世話になったお店である。当時はスタッフも皆若くてやんちゃで、十三という土地柄もあって、治外法権のような行き過ぎ
感のあるファンキーな乗りが魅力のお店だった。20年を経ても、お店の雰囲気はあまり変わっていない気がした。PAの山本さんも、店長のつるちゃんも、カ
ウンターの豊嶋もいまだに健在である。
開演前に久し振りに十三界隈を散歩する。この猥雑な空気。ガラの悪さ。自転車の多さ。東南アジアの街にいるよう。街の雰囲気は20年前とそんなに大きくは変わっていない気がした。まとまっていない、管理されてない感じがいい。安心する。
この日の出演者とは皆それぞれと繋がりがあった。えびちゃん(海老沢タケヲ)は8年くらい前に熊本で出会い、彼が東京に出て来てからしばらくはステージ回
りを手伝ってもらったりしていた。シガキ君とは多分5、6年前に東京のイベントで知り合った。彼は今も熊本に住んでいて、えびちゃんとは盟友である。宏樹
は、自分が関西に来た時にもっともよく一緒に飲む野郎の1人である。もちろん皆自分よりずっと若い。
ライブはファンダンゴならではのファンキーな乗りになった。アコースティックイベントでこれだけお客さんが体を揺らして、盛り上がるのもめずらしい。この日の出演者すべてがグルーヴに対する自覚が強かったことも大きい。
そう、この乗り、空気感。久し振りにファンダンゴのステージに立って、自分がこの場所で育ったことをあらためて五感で思い出した。
当時のブッキングマネージャーだったむうちゃんが遊びに来てくれて、客席最前列で踊っている光景は20年前とまるで同じで笑えた。
やっぱり、いつまでもこんなことやってたいな。
また帰ってくるよファンダンゴ。
この日、新曲を数曲歌ってみたのだが、結構手応えがあった。
★この日の打ち上げ場所
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