日中、i-podを聴きながら、海沿いを走るのが最近の日課になっている。
今日は雲一つない快晴で、実にはっきり堂々と富士山が姿を現した。あっぱれである。心の底からほれぼれする。
心を持たぬ姿形の美しさばかりに見とれてしまうのは、どっかで心が疲れているせいだろうか。とか言ってみたりして。
ツアーからしばらく離れた日々の中で気付かされることも多い。けれど旅も恋しい。
「LIVE」「LIFE」「LOVE」
どれが欠けても自分が成り立たない。
一時、谷川俊太郎さんの「はるかな国からやってきた」という詩集の文庫本をツアー中によく持ち歩いていたのだけれど、急に読み返してみたくなって、久し振りにページを開いてみた。
心と時間に余裕があるせいか、前よりも言葉がすっと入って来て、イメージが広がった。
谷川さんの若い頃の詩を読んで少し「しゃら臭い」と感じるのは、その才能に対する嫉妬心のせいかもしれない。
谷川さんの詩の持つ透明感は素敵である。ヒントや勇気をもらった気がした。
言葉からはみだした心にスポットを当てるような歌が書ければと思う。
ゆっくり焦らず、心配すんな安心すんな。
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