2011年1月20日木曜日

風呂場でアコパル

東京 吉祥寺弁天湯
ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬・リクオ・高木克)
 色んな場所でライブをやってきたけれど、風呂場でのライブは初体験。この弁天湯で行われるライブシリーズは「風呂ロック」と呼ばれ、吉祥寺で暮らすS君 と、弁天湯オーナーのお孫さんの2人が中心になり、多くの若いボランティアスタッフによって成り立っているイベントなのだそうだ。
 東京でもこういう手作りでフェイス.トゥ・フェイスのイベントが増えてきたことは、とてもいい流れだと思うし、勇気づけられる。スタッフに女子が多いのもいい。
 ステージは風呂場の湯船の上に組まれていて、男湯と女湯を見下ろす形。風呂場だけあって声が実によく響いて気持ちよかったなあ。
 このツアーを通して、自分の声がでかくなった気がする。おそらく中川敬の影響だろう。いろな声を聴いてきたけれど、その中でも彼の声の存在感、破壊力はずば抜けている。ロックバンドで鍛えられた声だなあと思う。 
 ただ、アコパルでは中川敬のスイートな部分が普段より表に出るところがいいなと思う。「夜に感謝」「寝顔を見せて」など、彼のオリジナル曲には、優しいタッチの曲も多いのだ。
 今回、自分のオリジナル曲に克ちゃんがスライドギターとペダルスティールを添えてくれたことで、曲のイメージが広がって、一つのヒントを与えてもらったような気がする。
 月末の渋谷BYGでの自分のワンマンライブでも、安宅君にスライドとペダルスティールを弾いてもらおうと思う。

 今回のアコパルツアーを通じて、また新しい出会いをもらった。いろんな人がおるわなあ。人生色々。人間色々。楽しみましょ。感謝。

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