北海道 稚内 BB Music Club
利尻からフェリーに乗って稚内へ。フェリーが稚内に着く頃には晴れ間が広がる。やったあ。北海道に来て初めての好天気。
まずは腹ごしらえと、港の市場内の海鮮丼屋で、ビール飲みながらウニイクラ蟹どんぶりを食う。その後、近藤さんの運転する車で、日本最北端の宗谷岬まで連
れて行ってもらう。さっきまで快晴だったのに、岬に近づくにつれて雲行きが急激にあやしくなり、到着した頃にはすっかり雲に覆われてしまう。
晴
れた日には、宗谷岬から海越しにサハリンの建物まで見えるそうなのだが、この日は何にも見えず。まあ日本最北端を制覇したということで、よしとしよう。
さっき港で丼食ったばかりなのに、岬で伝説の塩ラーメンをぜひと進められ、せっかくだからと食べる。これが期待以上に美味しかったのだが、日中からカロ
リーとプリン体を摂取し過ぎで、苦しい。
ライブの開演時間は午後8時となっていたけれど、実際にライブが始まったのは9時頃。お客さんもそれが当たり前という感じ。これが稚内時間ということで、郷に入れば郷に従え。
新譜の発売前だから、新譜の曲中心に、なんて考えはここでは野暮で、この場所の空気に流されて、ブルージィーかつファンキーな酒場ライブ。
ツアーをしていると、さまざまな自分が引き出されてゆく感じ。どれが本当の自分なんてことはなく、どれもこれもオレなのだ。自分も知らなかった自分との出会い、これも旅の醍醐味の一つ。
昨日、利尻で出会った浄土真宗のお坊さんの弟子だというお坊さんが、ライブを観に来てくれていて、打ち上げで話をする。親鸞が語ったとされる有名な言葉で
「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」というのがある。善人が往生できるんやったら、悪人も往生できるはずやと。ここで言う悪人とは、自分の中の
悪、やましい心を自覚している人間のことを指すそうだ。確かに自分のことを善人だ、正しいことをしているのだと思い込んでいるタイプこそ、やっかいであ
る。
★宗谷岬にて
2008年5月23日金曜日
2008年5月22日木曜日
思えば遠くへきたもんだ
北海道 利尻島 島の駅
この日も霧雨の降る生憎の天気。利尻山は姿を隠したまま。
日中は、岬と港あたりをぶらついて、その後また温泉。
ライブ会場の「島の駅」は、元々番屋(漁師が泊まり込んだり、作業する場)だった建物を利用してオープンしたカフェ&ギャラリー。明日のライブ場所である 稚内BB MUSIC CLUBのマスター近藤さんがギターを持って遊びに来てくれたのでアンコールで2曲セッションすることに。
ライブ中、客席で盛り上がる近藤さんが、次第に酔いを深めてゆく様が、ステージからつぶさに見てとられ、アンコールのセッションは大丈夫なのかと心配したけれど、良い具合に解放されたようで、素敵な酔いどれギターを弾いてくれた。
ツアーミュージシャンは数多くいれど、さすがに利尻島まで来てライブする奴はなかなかいないだろう。出会う人達の笑顔が新鮮で懐かしい。
★ライブ会場「島の駅」外観
この日も霧雨の降る生憎の天気。利尻山は姿を隠したまま。
日中は、岬と港あたりをぶらついて、その後また温泉。
ライブ会場の「島の駅」は、元々番屋(漁師が泊まり込んだり、作業する場)だった建物を利用してオープンしたカフェ&ギャラリー。明日のライブ場所である 稚内BB MUSIC CLUBのマスター近藤さんがギターを持って遊びに来てくれたのでアンコールで2曲セッションすることに。
ライブ中、客席で盛り上がる近藤さんが、次第に酔いを深めてゆく様が、ステージからつぶさに見てとられ、アンコールのセッションは大丈夫なのかと心配したけれど、良い具合に解放されたようで、素敵な酔いどれギターを弾いてくれた。
ツアーミュージシャンは数多くいれど、さすがに利尻島まで来てライブする奴はなかなかいないだろう。出会う人達の笑顔が新鮮で懐かしい。
★ライブ会場「島の駅」外観
2008年5月21日水曜日
北海道利尻島へ12時間移動
朝5時に部屋を出て、羽田から旭川まで飛んで、旭川から稚内までJRで。稚内からフェリーを乗り継いで利尻に到着したのが、夕方5時10分。移動に12
時間以上かかってしまった。晴れの利尻を期待していたのだけれど、生憎の曇り空。しかも、この時期で気温が10度以下の寒さ。こちらではまだ桜が咲き始め
たばかり。日本はひろい。
ホテルにチエックインした後、近くの沓形岬を散歩。島が色づくにはまだ時期が早かったようで、モノトーンの寂しげな風景。このもの哀しさが、自分のような通りすがり人間には、味わい深く感じられ、妙に心が落ち着く。
夜は温泉につかってから、翌日のライブの主催者であるボスがやっているレストラン、シーラカンスに行き、美味しい料理とワインをいただく。
★フェリーから観た利尻山
ホテルにチエックインした後、近くの沓形岬を散歩。島が色づくにはまだ時期が早かったようで、モノトーンの寂しげな風景。このもの哀しさが、自分のような通りすがり人間には、味わい深く感じられ、妙に心が落ち着く。
夜は温泉につかってから、翌日のライブの主催者であるボスがやっているレストラン、シーラカンスに行き、美味しい料理とワインをいただく。
★フェリーから観た利尻山
2008年5月20日火曜日
2008年5月16日金曜日
開放空間
東京 吉祥寺Star Pine's cafe
「THE?HOBO JUNGLE TOUR 2008」
【出演】山口 洋(HEAT WAVE)&リクオ
この日のライブのBGMは自分が選ぶことになっていたので(前日は山口選曲)リハーサル直前まで、BGMの曲順を考えていた。こういう作業、結構楽しい。お客さん、気に入ってくれたかな?
明日が週末休みということも影響しているのか、この日はお客さんの乗りが、最初から開放的。特別メニューとして用意されたカクテル地獄(山口命名)とカクテルヨコユレ(オレ命名)は、昨日以上にオーダーが殺到したそう。
煽り煽られ、昨日以上にエモーショナルな演奏になった。どこまで行くねん!って感じ。ミラーボールもよく回った。インスピレーションも湧いた。“どこまで 自分を開放させることができるか”結局それがライブの一番のテーマなのだ。それは、ステージの人間だけでなく、ライブ空間にいるすべての人間に当てはまる テーマだと思う。
ほんと真剣に遊んだという実感。
打ち上げは3件ハシゴして、朝帰り。
★左がカクテル地獄、右がカクテルヨコユレ
「THE?HOBO JUNGLE TOUR 2008」
【出演】山口 洋(HEAT WAVE)&リクオ
この日のライブのBGMは自分が選ぶことになっていたので(前日は山口選曲)リハーサル直前まで、BGMの曲順を考えていた。こういう作業、結構楽しい。お客さん、気に入ってくれたかな?
明日が週末休みということも影響しているのか、この日はお客さんの乗りが、最初から開放的。特別メニューとして用意されたカクテル地獄(山口命名)とカクテルヨコユレ(オレ命名)は、昨日以上にオーダーが殺到したそう。
煽り煽られ、昨日以上にエモーショナルな演奏になった。どこまで行くねん!って感じ。ミラーボールもよく回った。インスピレーションも湧いた。“どこまで 自分を開放させることができるか”結局それがライブの一番のテーマなのだ。それは、ステージの人間だけでなく、ライブ空間にいるすべての人間に当てはまる テーマだと思う。
ほんと真剣に遊んだという実感。
打ち上げは3件ハシゴして、朝帰り。
★左がカクテル地獄、右がカクテルヨコユレ
2008年5月15日木曜日
ピアノ変身
東京 吉祥寺Star Pine's cafe
「THE HOBO JUNGLE TOUR 2008」
【出演】山口 洋(HEAT WAVE)&リクオ
スタパのピアノとは10年以上の付き合いなのだが、こんなリアクションは初めてだった。“一体、何があったの?”っていうくらい、艶っぽい音色と響き。全く楽器は生き物である。しっかり調律、調整され、愛でられたピアノはこれほどまでに変身するのだ。
ピアノだけでない。今までスタパのステージには何十回と立ってきたけれど、この日の音の良さは今までの中でもピカイチだった。その理由は一つではない。ス タパのスタッフのモチベーションの高さ&愛情、オレと山口のスキル、お客さんの集中力、ミラーボールの回るタイミング、その場のいろんな要素が作用しあっ て、最高の音が生まれたのだと思う。
1部のステージでは、オレと山口の演奏に客席が圧倒されているように感じた。2部では、受け取ったものをお客さんが、しっかり返してくれた感じ。1部の緊張と2部の開放の対比が印象にのこるライブだった。
「THE HOBO JUNGLE TOUR 2008」
【出演】山口 洋(HEAT WAVE)&リクオ
スタパのピアノとは10年以上の付き合いなのだが、こんなリアクションは初めてだった。“一体、何があったの?”っていうくらい、艶っぽい音色と響き。全く楽器は生き物である。しっかり調律、調整され、愛でられたピアノはこれほどまでに変身するのだ。
ピアノだけでない。今までスタパのステージには何十回と立ってきたけれど、この日の音の良さは今までの中でもピカイチだった。その理由は一つではない。ス タパのスタッフのモチベーションの高さ&愛情、オレと山口のスキル、お客さんの集中力、ミラーボールの回るタイミング、その場のいろんな要素が作用しあっ て、最高の音が生まれたのだと思う。
1部のステージでは、オレと山口の演奏に客席が圧倒されているように感じた。2部では、受け取ったものをお客さんが、しっかり返してくれた感じ。1部の緊張と2部の開放の対比が印象にのこるライブだった。
2008年5月14日水曜日
レコーディング全行程終了
アルバムのマスタリングが終了。
これでレコーディングの全行程が終了。
ここ10年くらいの自分の音楽活動を集大成するような内容になったと思う。
良くも悪くも、自分はここ10年間の音楽生活の中で、その日その日のステージを充実させて、流されながら生きる術を身につけることで、かなりタフにはなっ たけれど、その間、人生の中で節目をつけるという作業を、どこかで避けてきたように思う。多分このあたりで自覚的に一つの区切りをつけて、また新しいス タートを切るべきなのだろう。決定的な何かがあったわけではない。そういう直感が働くのだ。
この作品を自分の節目にするべきだ。
★マスタリングエンジニアの中里さん後ろ姿
これでレコーディングの全行程が終了。
ここ10年くらいの自分の音楽活動を集大成するような内容になったと思う。
良くも悪くも、自分はここ10年間の音楽生活の中で、その日その日のステージを充実させて、流されながら生きる術を身につけることで、かなりタフにはなっ たけれど、その間、人生の中で節目をつけるという作業を、どこかで避けてきたように思う。多分このあたりで自覚的に一つの区切りをつけて、また新しいス タートを切るべきなのだろう。決定的な何かがあったわけではない。そういう直感が働くのだ。
この作品を自分の節目にするべきだ。
★マスタリングエンジニアの中里さん後ろ姿
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