2009年9月18日金曜日

ライブDVD「What's Love?LIVE」について

 ライブDVD「What's Love?LIVE」が発売になった。
 実は、どこのレーベルとも契約を交わさず完全自主制作で作品をリリースするのは今回が初めてである。故に制作過程で初体験の作業が色々とあって、また勉強させてもらった。
 自主制作の利点を生かして、今回は自身の裁量で制作時間に随分と時間をかけた。制作費に関しては、目先の採算を度外視した。1年で採算がとれなくても、 5年かけてでも採算が合えばそれでよいという発想。といっても知れてるけど。とにかくこの音と映像は残すべきだと、確信していた。
 サウンドのミックスと映像の編集には今迄なかったくらい長時間立ち会った。自分のこだわりに根気よく付き合ってくれた映像作家の寺澤氏とサウンドエンジニアの松田氏には心から感謝したい。
 寺澤氏は限られた条件の中で、映像のグルーブ感と臨場感に徹底的にこだわった編集を心がけてくれた。映像を観れば彼の凝縮された熱量が伝わるんじゃないかと思う。
 サウンドのミックスに関しては、松田氏との完全2人3脚体制で作業を進め、現場で思いつくあらゆることを試した。それによって、今迄いだいていた疑問、 問題点が随分と解決した気がする。この作業を通して学んだことは、今後大きな財産になるだろう。今迄のオリジナル作品の中で、サウンド面において最も自分 のイメージに近づいたミックスに仕上がったと思っている。この条件でここまでのことができるのだと実感できたことは大きい。本当のところを言うとこのライ ブ盤をCDでもリリースしたいくらいだ。
 このライブDVDに参加してくれたサポートメンバー、寺岡信芳(ベース)、坂田学(ドラム)、朝倉真司(パーカッション)、阿部美緒(ヴァイオリン)、 笠原あやの(チェロ)の演奏は素晴らしい。この作品を残す気になれたのは、彼らの参加と演奏があってこそだ。
 
 今回の自主制作DVDに続いて、年明けに発売予定のアルバムは久し振りにメジャーレーベルからの発売になる予定。
 自分も来年でデビユー20年になる。何か節目がつけられたらなと思う。

2009年9月17日木曜日

9/17(木)アラフォー卒業?

 45回目の誕生日は一人リハーサルスタジオでむかえた。
 45歳だと、もうアラフォー卒業なんかな?
 午前0時を回ったら祝福メールや祝福電話をいくつかもらった。午後2時前にスタジオを出て、行きつけのバーへ行ったら、マスターと馴染みのお客さん達 が、自分を待ち構えていたみたいに祝福してくれた。近くに住む某ミュージシャンが店に置いてあったギターを弾いて、皆でハッピーバースデーを歌ってくれ た。少し照れた。
 人の誕生日は覚えない人間なのにありがたいことだ。
 人に対して丁寧に生きていきたいなと思う今日この頃。

2009年9月13日日曜日

江ノ島野外イベントに行く

 「海さくらミュージックフェスティバル」の会場の一つになったオッパーラの7周年を記念して江ノ島で開催された野外フリーイベントにチャリンコででかける。
 会場には地元の顔見知りが結構集まっていて、自分も地域住民になってきたなあという実感。
 イベントのトリは、こちらに越して来てから知り合ったケンゴ率いるフリーキーマシンがつとめた。ケンゴは、藤沢で「ECHO BEATS」というフリーライブイベントを主催したり、飲食店や学校から廃油を回収してバイオディーゼルを作り、野外で行われる音楽イベントに供給するな どのエコロジー燃料精製活動をしたり、音楽居酒屋を経営したり、とにかく湘南を面白おかしく盛り上げているユニークでエネルギッシュな男。
 フリーキーマシンのサイケデリックでスペーシーなサウンドと江ノ島の空を染めてゆく夕陽のグラデーションが見事にマッチしていた。彼らのサウンドは湘南で育まれたんだなと思った。

2009年9月12日土曜日

地元ライブ

方迄、体がだるくて仕方がなかった。レコーディングの疲れやら何やらたまっていたものがどっと出た感じ。
 夜は、藤沢に越して来てからとてもお世話になっているミュージックバーでのライブが入っていた。さすがに今日はちょっときついな~と思って、ステージの 最初からアルコールの力を借りた。演奏を始めるとすぐにスイッチが入って、疲れは飛んでいった。この日はカヴァー曲中心の選曲。ステージで初めて演奏する 曲も数曲あった。ライブはよく盛り上がった。このお店ならではの乗り。地元にこういう空間が存在するのはほんとありがたい。
 ライブの後もお店に残って、マスターが選曲してくれる心地よい音楽に心を委ねて飲み続けた。



2009年9月11日金曜日

湘南でレコーディング中

 「海さくらミュージックフェスティバル」を終えてから、ほとんど息つく間もなく今週からレコーディングを再開している。
 今回の作品は前回と打って変わって完全ピアノ弾き語り。録音場所は自宅からチャリンコで10分、「海さくらミュージックフェスティバル」の会場の一つに もなった虎丸座である。江ノ島に渡る橋のたもとにあるビルの7階で、江ノ島と海を一望できる最高のロケーションの中、グランドピアノを2台並べて、作業を 進めている。今迄のレコーディングの中で最もリラックスできる環境だと思う。
 その一方で、今回の弾き語り録音というスタイルは、ミスの許されない一発勝負の緊張感があって、いつものレコーディング以上に集中力を使っている。
 作業は時には煮詰まりながらも1歩ずつ前に進んでいる感じ。1テイクでOKが出ればかっこいいのだけれど、なかなかそうはいかない。自分の限界と可能性に向き合う日々。
 それはとても充実した時間でもある。もっといけるはずだ、限界を超えようと、あきらめずにテイクを繰り返すうちに色んな景色が見えてくる感じ。こんな集中した時間をずっと続けて行くことができたら、自分はもっと遠く迄いけるのになあと思ったりする。
 煮詰まりかけたときには、空を優雅に舞う鳶や、暮れ行く夕陽のグラデーション、夜を彩る突然の打ち上げ花火、美しいお月さん、さまざまな光景に救われて いる。時々暴走族の爆音が響いて録音が中断することもある。とにかく閉塞感のない空間というのはありがたい。何か繋がりのようなものを感じながら演奏でき るのだ。
 こういう時間を積み重ねてゆけば自分はまだまだ成長できるなあと思う。
 
 来週は一旦レコーディングはお休み。週末から4ヶ所ツアー。なんか久し振りの感じ

2009年9月8日火曜日

「海さくらミュージックフェスティバル」無事終了。ほんま、ありがとう。

「海さくらミュージックフェスティバル」2日間、無事終了。
 イベントが終わった翌日はさすがに抜け殻の状態で、何も手につかず、ぼんやりと過ごした。やっとブログを更新する気力が戻ってきたのだけれど、印象に残る場面や受け取ったものが多過ぎて、まだ頭の中でまとまらない感じ。
 「フェイス・トゥ・フェイス」「ローカル発信」「コラボレーション」「エネルギー循環」「出会い」「共鳴」
 たくさんの人達が集まってくれたことも嬉しかったけれど、これらのキーワードを実感できるフェスを皆と一緒に実現できたことが、何よりも嬉しかった。
 このフェスには、お客さん、スタッフ、出演者、参加してくれたすべての人達を含めて、雑多な人種が集まった。
 メインステージに集まった人達の年齢層は老若男女と言っていいくらいに幅広かった。子供達が楽しそうにテラスを駆け回るなかで、心地よいアコースティック・ミュージックが空にとけていった。
 イベントを主催する「海さくら」代表の古澤くんは船具を作る会社で働いている。古澤君とともに「海さくら」を支える川上くんは花火師である。「海さくら」のボランティアスタッフは皆普段は音楽業界に関わりのない仕事を持つ人達ばかりである。
 出演者もアコーステッックというキーワードのもとに、さまざまな年代、バックグランドを持つ人達が集まってくれた。初日に出演してくれた、らぞくのボー カルのリュウタくんは、お母さんが同じ日の出演者だった小坂忠さんのファンなんだと教えてくれた。半ば伝説の人的な存在だった小坂忠さんのライブに初めて 触れた人も多かったと思う。自分は忠さんのステージでもピアノを弾かせてもらったのだけれど、そこにはまだ自分が感じた事のないタイム感、グルーヴがあっ て、とても貴重な体験をさせてもらった。そのステージで、長年カヴァーさせてもらっていた「機関車」を共演できたことは格別の感慨があった。
 同じくカヴァーさせてもらっている南桂孝さんの生Want you(「スローなブギにしてくれ」)を聴けたのも嬉しかったなあ。
 各会場で出演者同士のさまざまなセッション、初共演、コラボが実現した。イベントの最中に山口洋、Pすけくん、ユカリさん、オレの4人で「湘南パトロール隊」なんてユニットも結成されて、どこかでまた4人のライブが実現しそうだ。
 夕陽をバックに古謝美佐子さんと石嶺聡子さんが2人で歌った「花」も素晴らしかったなあ。2人の声は天に響いていた。
 再会も色々。ウルフルケイスケ君とは20年来の知り合いだけれど、最高の再会を果たせた。あの笑顔は叩き上げの本物だ。顔だけじゃなくて、体中が、そしてギターがはち切れん程にときめいて、皆を幸せな気持ちにさせてくれた。
 クレイジーフィンガーズはほぼ1年振りのステージ。しかも斎藤有太は4年振りのクレフィン復帰。今年の春頃、有太くんがオレを訪ねて湘南まで来てくれた ことが、復帰のきっかけになった。ステージも客席も総立ちで弾けまくった。12月には有太くんが参加してのクレフィンツアーも決定。詳細は来週月曜に発表 です。お楽しみに。
 このイベントを通して出会った人に同じような顔をした人は1人もいなかった。チラシとフライヤーを持って回った湘南の各お店のマスターもそれぞれに癖のある人達ばかりだった。もちろん出演者も皆どこかにアウトローのハートを持った人間の集まり。
 そういった顔の違う人間が集まって共鳴できるのがいいのだ。
 「海さくらミュージックフェスティバル」で実現したコラボは出演者同士だけではなかった。2日目のメインステージでは、夕暮れ時ステージ後方に富士山が シルエットで浮かび上がり、その頂上に夕陽が沈んで行く「ダイヤモンド富士」が実現。時間にして2、3分の出来事。その間、演奏は中断され、お客さんは総 立ちになり富士山と夕陽のコラボレーションにみとれた。
富士の頂上に夕陽が沈みきったとき、客席からは惜しみない拍手がわき起こった。素晴らしい自然のコラボレーション。

 実に心地よくエネルギーが循環した2日間だった。自分の役割を実感できることは幸せである。
 来年はさらに充実した祭りを目指したいと思う。
 ほんま、ありがとう。

2009年9月5日土曜日

本日「海さくらミュージックフェスティバル」です

正午
ブログの更新がしばらく滞っていて申し訳ないです。
後日まとめて更新します。

今日明日いよいよ「海さくらミュージックフェスティバル」開催です。
お陰さんで天候にも恵まれてほっとしてます。
アップした写真は、一昨日ウルフルズのウルフルケイスケ君、山口洋、Pすけ君と海さくら用のリハーサルをしたときと、その後飲みに行ったときのもの。
出会い、再会、繋がりに感謝の一日でした。今日もそのような日になるでしょう。
もう一枚は本日のイベント会場の一つ虎丸座から撮影した湘南の夕陽です。

ほな行って来ます。
楽しむぞ~。