2005年5月31日火曜日

5/31 (火)

 疲れがたまっていたのだろう。夢をたくさん見てうなされた。そのうちの一つは例によって、単位が足りなくて大学を卒業できない夢。体育の単位をとるため だけに留年しているのだが、今年も授業には一度も出ていないから、卒業できない。まいった。いつになったら卒業できんねん。いや、まてよ。オレはとっくに 卒業したはずじゃないか?で、目が覚めてほっとするのだ。いつまでこの夢見続けるのかなあ。
 元大関貴乃花の二子山親方が亡くなった。55歳。
 小学生の頃、輪島と並んで好きな力士が貴乃花だった。土俵上でかもし出す悲壮感と勝負を最後まであきらめないねばり強さが魅力だった。とにかく色気のある力士だった。
 忍耐を美徳とした二子山親方の生き方は現代の日本では貴重だろう。その忍耐が色気を引き出していたことは間違いない。相撲のために、きっと多くのものを犠牲にした人生だったのだろう。
 そう言えば、作家の夢枕獏が若手作家との対談で「幸せをあきらめて小説を書きなさい」と言っていた話を思い出した。二子山親方もどっかで幸せを諦めて相撲道を邁進していたのだろうか。
 オレは幸せをあきらめてるかな?幸せの定義の仕方にもよるだろうけれど、自分は幸せよりも快楽のために音楽やってる気がする。明日の幸せを考えすぎると目の前の快楽を掴み損ねてしまう。
 自分は正しいことよりも、楽しいこと、気持ちのいいことを優先している気がする。アリとキリギリスで言えば、キリギリスに近い生き方かもしれない。
★5/1春一番のライブの写真を知り合いライターのsさんが送ってくれた。お客さんをステージに上げて演奏している場面。この写真気に入ってます。

2005年5月29日日曜日

5/29 (日)

豊橋 ハウス.オブ.クレイジー
 ライブは立ち見が出る盛況。
 演奏中ずっと、最前列の女性客が一緒に歌詞を口ずさんでいるのが聞こえてきた。かなり完璧に歌詞を覚えているよう。間違えたらばれるなあ。
 今日はオープニングで女性二人+男性3人組のハラグロというバンドが演奏してくれる。クレフィンの下北440のライブの後に、観に来ていたヴォーカルの井上さんから、オープンニングをやりたいと直談判を受けたことがきっかけで、今日のライブが実現した。
 ハラグロはマイペースでオリジナリティーのあるバンドだった。「いろんな人等がおるなあ」と思ってライブを観ていたのだが、打ち上げでバンドのメンバーと井上さんの知り合い女性2人と話をしてみて、さらにその感が強まった。
  井上さんと彼女の女性友達2人はカナダの英語学校で知り合った旅仲間。3人ともグレイハウンドバスを利用したりしながらアメリカ中を旅していたそう。彼女 達の貧乏旅行の体験談は聞いていて楽しかったし、感心してしまった。オレは「グレイハウンドバス」という歌を歌っているけれど、実際には乗ったことがない のだ。
 自分は今はこうやって日本中をツアーして、いろんな人と出会う日々だけれど、元々は旅行なんて億劫でそんなに好きじゃなかったし、人見知りだった。人は変わる。
★マスターの松崎さん。

2005年5月28日土曜日

5/28 (土)

金沢 もっきりや
 電車がくるまで時間があったので、富山駅のプラットホームで立ち食い蕎麦を食す。そのあとベンチに座ってぼんやり。3羽の鳩が目の前でのんびり日向ぼっこ。連日の快晴。ゆるい風が吹いていて心地よい。今日は移動が楽。
 金沢の宿泊先は露天温泉サウナ付きホテル。チェックインしたらさっそく最上階にある温泉へ。いいお湯でした。なんか体調が良いぞ。
 午後4時半頃もっきりや入り。新潟でもお世話になったFOBの古田さんから、会うなり「飲み過ぎですよ」と言われる。
 マスターの平賀さんと笑顔で再会。カウンンターに見覚えのある顔が。まるちゃんのお兄さんで映画監督の伊勢真一さんであった。夕方からジンライムで既にいい感じ。伊勢さんは今年の春一のオレのステージを観てくれていたそう。リクオの映像を撮りたいと言ってくれる。
 もっきりやはピアノが変わった。マカボニー色のベーゼンドルファーで、30年前のものだそう。弦はすべて取り替えられていた。
  なかなか一筋縄ではいかないピアノであった。鍵盤は重く、中域は戻りが遅い。やわな弾き方では反応してくれないから、気が抜けない。しかし打てば、びっく りするぐらい響きまくる。特に低域の鳴りがいい。ベーゼンにしては、不良っぽいというか、酒場が似合う音。次に来た時はまたタッチも音色も変わっているだ ろう。とにかく弾きごたえのある、印象に残るピアノだった。
 今日は赤ワインで打ち上がる。マスターの平賀さんとの音楽談義は楽しい。音楽の話をしているのに、時々旅の話を聞いているような気がする。平賀さんは一枚のレコードと一杯のコーヒーで遠くに飛んで行ける旅人だ。
 2次会はいつものようにもっきりやの姉妹店ペーパームーンで。相当に酔っていたのだが、皆のリクエストにこたえて、お店にあるアプライトで数曲弾き語る。
★富山駅のプラットホームで撮影。
★コーヒーを入れるもっきりやのマスター平賀さん。

2005年5月27日金曜日

5/27 (金)

富山岩瀬浜 アナザホリデー
 朝起きられなくて、電車を一本遅らせる。列車は揺りかご。移動中ほとんど寝ていた。でも岩瀬に着く頃には回復。
 今日のライブ会場、アナザホリデーは古い木造の民家を改造したカフェ。ノーリー&タカG夫妻が4年程前にオープンさせてから、毎年通わせてもらって、今回で4度目のライブ。
  タカGちょっとやつれたかなと思っていたら、徹夜で絵本を描いていたそう。なんとタカGは絵本作家を目指し始めたそう。意表をつきよんなあ。その第一作を オレに見せる為に、徹夜を繰り返していて、やつれてしまったらしい。絵本のタイトルは「お茶侍(おちゃむらい)」 。リハの後に見せてもらったのだが、すごく本格的で思いのこもった、かわいらしい作品だった。
 アナザホリデーは狭いスペースに人がびっしりと入 るから、とにかくお客さんが近くて、一体感が生まれやすい。今夜もピースフルな夜であった。 今回のライブはお店初の試みで、城端ビールという地ビールが 売られる。ビールを作っているのは山本君という20代の若者。オレもライブ中から頂く。おいしかったあ。
 打ち上げはなぜか動物と昆虫話で盛り上がる。この近辺にはキジや狸、熊まで出没するそう。
 いつもスタッフでライブを手伝ってくれる高井夫妻は奥さんのおなかが大きくなっていた。おめでとう。元気なお子さんが生まれますように。 
★リハの後富山港近辺を散歩したときに撮影。
★店の前にもrテーブルが出て、入れなかった地元の人達が演奏を聞きながら酒盛り。
 

2005年5月26日木曜日

5/26 (木)

午前11時過ぎ新潟着。眠い。FOBの永島さんが駅まで迎えに来てくれて、FMPortへ直行して、生番組に出演。その後、ホテルにチェックイン。近所の蕎麦屋で天婦羅蕎麦を食って、ホテルに戻り仮眠してから店入り。
 約1年振りのジョイア.ミーア。去年の地震の影響は市内にもまだ残っていて、地元の人の話では回復するには2年はかかるだろうとのこと。ジョイア.ミーアの売り上げも地震後しばらくは随分と落ちてしまったそう。
 今回は、お店にスタインウェイのセミコン.ピアノがレンタルされていて、それを弾かせてもらった。弾きやすいタッチで、スタインウェイにしては、なんか庶民的というか、親しみの感じられる音色。でも値段を聞いたら、全然庶民的ではなかった。
 新潟でライブをやるときに毎回来てくれる女性客がいて、最初は一人で来られていたのが、結婚されて夫婦で来られるようになり、今回はお子さんを連れて3人で来てくれた。おめでとうである。
  打ち上げはいつもの居酒屋で、FOBの古田さん、熊倉さん、ジョイアの女性店長石山さん、オレの4人で乾杯。古田さんは去年金沢に転勤になった直後にヘル ニアで入院。今も完治はしていないよう。熊倉さんは去年働いていたライブハウス、ジャンクボックスを辞められたそう。石山さんは去年交通事故にあったそ う。みんなそれぞれ色々ありながらの再会。
 新潟の夜は毎回深くて長い。3件目はちょっといかがわしそうなライブバーへ。カウンターの中には長髪 ヒゲ面40代後半と思われるマスターと、オールバックにタンクトップ、肩から腕にかけて入れ墨びっしりの20代後半と思われるあんちゃんの二人。お客はカ ウンター席に浅川マキを元気にしたみたいな女性が一人。この女性はシンガーだそうで、自らを「物の怪」と名乗っていた。一筋縄ではいかなそうなメンツ。午 前3時。人の縁は奇なり。
 酔っていたので細かい事はよく覚えていないのだけれど、とにかくオレが乾杯の音頭をとって、軽いジャブのつもりで元気 よく「お店が潰れませんように!」と言ったら、入れ墨のあんちゃんが鋭く反応。メンチをきられてしまった。飲んでこの時間帯になると、こういう展開も楽し めてしまう。アホ同士話せばわかるの精神で、その後も積極的にコミュニケーション。入れ墨のあんちゃんはナィーブな奴だった。
 お店にミラーボールを発見。流れているのはR&B、ディスコミュージュク。というわけでミラーボールを回してもらい踊りまくった。ファンキーな夜だった。
★ジョイア.ミーアがレンタルしてるスタイン.ウェイ。

2005年5月24日火曜日

5/24 (火)

夜は渋谷BYGでイノトモのライブを観る。高田蓮君(ペダルスティール、マンドリン、アコギ)もサポートで参加。
 イノトモの声は本当に心地よい。彼女の曲も好き。繊細な部分をやわらかく刺激してくれる感じ。「オレやっぱりイノトモのファンやな~」と再認識。
 蓮君は、今自分が最も一緒にプレイしてみたい演奏者の一人。我を出しすぎず、奥行きと間を大切にした演奏には、いい意味で音楽的な育ちの良さを感じる。なかなかタイミングが合わないのだが、ぜひ近いうちにお手合わせ願いたい。
 この日はバンバンバザールの福嶋君も観に来ていた。最近のイノトモのアルバムはバンバンバザールのレーベルから出ているのだ。やることもあるから、ライブが終ったらさっさと帰ろうと思っていたのに、結局打ち上げに参加してしまう。
  蓮君や福嶋君との会話は楽しかった。やっぱり先月亡くなられた蓮君のお父さん高田渡さんの話になった。福嶋君も渡さんとの思い出がたくさんあって色々と聞 かせてくれる。吉祥寺でストリートライブをやっていた時に、吉祥寺在住の渡さんがたまたま通りがかり、福嶋君らメンバーに話しかけて来たのが、福嶋君と渡 さんとの出会いだったそう。
 渡さんの話をする蓮君は、感傷的になり過ぎることもなく、さりげなく、素直に渡さんへの愛情を表現していて、とてもいい感じだった。

2005年5月21日土曜日

5/21 (土)

いい天気。
 今日もチャリに乗って渋谷へ。
 クアトロで小島麻由美さんのライブを観る。ぎっしり超満員。
 小島さんは客席の熱気 などおかまいなしのマイペース。全然がんばらない。迷いがない。苦労が感じられない。声と歌い方がエロい。曲が面白い。特に、蛙が車でにひかれて死んでし もた、つう曲が強力やった。曲間のMCなどの間の外し方も笑える。あきれる。ええもん観さしてもらいました。
 帰りにBYGに寄って、飲み食いする。