奈良 ビバリーヒルズ
なんだかツアーに出るのは久し振りの感じ。といっても1月半くらいしか間はあいていないのだけれど。移動中、物販物を詰め込んだ旅の荷物がやたらと重たく感じられた。
奈良は訪れるのもライブをするのも12年振り。ライブ会場のビバリーヒルズは世代交代していて、以前のマスターの息子さんがお店を仕切るようになってい
た。そう言えば京都のライブハウスの老舗である磔磔や拾得も、マスターの息子さんがお店で働いていることを思い出した。ライブハウスも息子の世代が引き継
ぐ時代が来始めたようだ。
この日は、ステージに上がって演奏を始めたら、なんだかテンポや乗りが普段のライブとは微妙に違った。どの曲もテンポが遅めで、乗りがゆったりとしてし
まうのだ。レコーディングの途中でツアーに出たことが影響しているのだろう。最初は違和感があったのだけれど、それを無理に普段のライブでの乗りに戻そう
としないよう心がける。
しばらくするとその乗りにピントが合ってきた感じ。アルコールの酔いが回ってきたことも影響していたのかもしれない。演奏中は、レコーディングの時以上
にたっぷりと間がとれて、響きを楽しめている気がした。「いつもこんな風に演奏できて、歌えたらな」とさえ思った。とてもいい気持ち。 アルコールが合法
でよかった。
しかし、飲みながらの演奏は大概にしておかねば。
初めて人前でオザケンの曲を演奏してみた。
久し振りの奈良ライブには数人の知人が足を運んでくれて、嬉しい再会を果たすことができた。20年振りに再会した奈良在住の知人は、バンドでベースを弾いているという16歳になる息子を連れてきてくれた。その少年の目の輝きがとても印象に残った。
奈良にもまた戻ってきます。ありがと。
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