ブルーノートトーキョーにて、英国のピアニストにしてシンガー、元スクイーズのジュールズホランドのライブを、同じピアノマン、伊東ミキオ君と一緒に観る。
ジュールズはBBCの人気音楽番組の司会を長年つとめていて、その番組ではゲストミュージシャンとジュールズとのセッション演奏が大きな見所になってい
る。彼は自分のアルバムでも、ブルース、ブギウギ、スカなどに軸足を置きつつ、世代、ジャンルを超えてさまざまなミュージシャンとのコラボレーションを繰
り返していて、その活動スタンスは自分が目指すところに近い。
オレとミッキーは前から2つめのテーブル、ジュールズが弾くピアノがすぐ目の前という絶好の位置に陣取った。身近な場所で飲みながら来日アーティストの音楽を楽しめるのがブルーノートの魅力。高いけど。
ライブはホント最高だった!
名演奏者としてだけでなく、名ホストとしてのジュールズの魅力も充分に伝わるステージ。ジュールズは、連れてきた演奏者それぞれの個性を実によく引き出していた。本人は常に全体を把握していて自分を見失うことがない。実にジェントルマン。
バンドと3人の女性シンガーも素晴らしかった。特にリズム隊のグルーヴはばっっちり。ビートのハネ具合がホント心地よくて、聴いていてずっと身体が揺れっぱなしだった。
トロンボーンはスカの大御所リコ.ロドリゲス!リコおじいさんも2曲歌ってくれたのだけれど、何とも言えない味わい深さ。いや~、会場の皆が幸せな気持ちになったなあ。
演奏者に邪念がなく、音楽への愛、ピュアネスに溢れたステージだった。
いい刺激をたくさんもらった。
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