徳島市 寅屋
【オープニングアクト】Frida
和歌山市内の温泉&サウナで酒を抜いてから、和歌山港へ。フェリーに乗って2時間で徳島港着。
大学時代の軽音楽部の仲間で、現在徳島在住の浅川夫妻が、港まで車で迎えに来てくれる。この日のライブ会場、寅屋を紹介してくれたのが浅川夫妻。長年ツアーを暮らしを続けているにも関わらず、自分が徳島市内でライブをやるのは初めて。
ライブ会場の寅屋には、自分が随分前から慣れ親しんできたニオイが染み付いていた。マスターの寅さんにも、どこかで出会ったことがあるような親近感を覚
えた。話を聞いてみると、随分昔に、あるイベントの打ち上げで同席させてもらっていたことが判明。
寅屋では、つい先日、有山じゅんじさんがライブをやったばかりで、来月には石田長生さんのライブがあるそう。お世話になった先輩に挟まれる形でライブをさせてもらうことにも縁を感じた。
寅さんが初めてライブイベントを企画したのが今から29年前で、高田渡さんのライブだったそう。それ以来、ずっと定期的に徳島でライブイベントを企画し続けているというから凄い。
この日のライブのオープニングアクトは、浅川の奥さんのみきちゃんによるソロユニット、Frida。みきちゃんのピアノ弾き語りに夫の浅川もベースで参加しての夫婦デュオ演奏。
Fridaとしての演奏を聴くのはこの日が初めてだった。瑞々しくて、透明感のある音楽。2人の音楽に対する愛情、どうしょうもない世界への愛おしさ、祈り、願い、それらがすっと自分の胸に入ってきた。「あかつき」という曲が特に印象に残った。
演奏を聴きながら、2人が経てきたもの、積み重ねてきたものを想像した。「不幸は劇的で、幸せはすぐに見落としてしまう程さりげない」なぜかそんなことを思ってみたり。
みきちゃんは、2年前、徳島県阿南市でのオレのライブに足を運んだことが一つのきっかけになって、音楽活動を再開したのだそう。
自分のライブを終えた直後、寅さんからトイレの前に呼び出され「年内、秋までにもう一度演りに来てほしい」と言われる。来てよかったなと思った。
Frida myspace
http://www.myspace.com/tk0617
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