米子 ONE MAKE
オープニングアクト:宮腰おさむ
会場入りする前に、テレビドラマ「ゲゲゲの女房」のヒットで盛り上がる境港を観光。水木しげるロードは、10数年前に訪れた時とは別世界の賑わい。
今年の祝春一番の楽屋で、踊ろうマチルダのマネージャーとして来ていたONE MAKEのマスター、ピコさんから声をかけられたことが、今回のライブ実現のきっかけになった。
ONE MAKEはやさぐれた場末のバーのニオイがした。それはピコさんの美意識によって反影された佇まいなのだろう。トム.ウエイツやアルチュール.アッシュが聴きたくなる感じ。
オープニングで演奏してくれた若きピアノマン、宮腰おさむ君とはこの日が初対面。ポジティブなエネルギーを持った若者で、空席の目立つ客席で、実にエネルギッシュなパフォーマンスを見せてくれた。
自分の場合、困ったことに、こういう空席の目立つ空間で、それに見合ったたライブができてしまう。というか、この日のようなシチュエーション、雰囲気が嫌いではないのだ。ただ、ステージでの酒量が増えてしまう。
少ないながらも集まったお客さんは皆オープンで、いい空間をコーディネイトすることができた。とは言え、この客数では、この場所に帰ってくることは難しい。
ライブ後の打ち上げで、マスターと地元の電波媒体につとめるマスターの知人が、「次回はもっと宣伝して席をうめるので、もう一度米子に来て下さい」と言ってくれる。
縁はつながったみたいだ。
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