2009年11月23日月曜日

やっぱり能代はコール&レスポンス日本一

秋田県能代 ambooBamboo Grill 窟(バンブーグリル イワヤ) 
 やっぱり能代はコール&レスポンス日本一!
 ライブの本編を「アイノウタ」で締めてステージを去った後も、客席の盛り上がりは収まらず、ほどなくしてアンコールの手拍子と同時に客席から自然発生で 再び「アイノウタ」のコーラスが巻き起こった。各地でライブをやっていてここまでの盛り上がりはめずらしい。
 能代と自分との付き合いはもう14年になる。最初は野外ライブ、その後喫茶店、ホテル、中学校、ホール、クラブetc.ほんと色んな場所でライブをやらせてもらった。14年の積み重ねがこの日の盛り上がりにつながっているのだろう。
 イッコーさん、けいこねえ、能代の皆さん、ほんとありがと。
 これからもよろしく。

2009年11月22日日曜日

すみさん復活

青森県弘前市 萬燈籠
 自分はツアー中、知人宅に泊まることはほとんどないのだが、弘前ではここ数年Sくん夫妻宅に泊めてもらっている。実に快適でリラックスできるのだ。S家の一員である黒猫ミルもかわいい。
 
 萬燈籠のお客さんとスタッフは、今回も実に暖かく自分を迎え入れてくれた。おかえりなという声がたくさんきこえた。この場所にしかない空気、乗りというのが確かにある。素晴らしい解放空間。
 萬燈籠の女将であるすみさんは数年前に大病を煩って、療養の時期が続いたのだけれど、1年振りに再会したら随分と復活してお元気そう。嬉しいなあ。
 この日演奏したオリジナル「はかめき」は、この街で聞いた「はかめく」という方言と、すみさんから聞かされた、弘前城で一斉に咲き乱れる桜並木をみたらどれほどに「はかめく」かという話にインスパイアされて生まれた曲だ。
 いつか桜が満開の頃に弘前を訪れてみたい。

2009年11月21日土曜日

盛岡から弘前へ

 ホテルをチエックアウトして戸外に出たら盛岡の街は雪化粧を施していた。
 午後は、昨夜のライブ会場であるしゅんで美味しいカレーと紅茶をいただいて、しばしくつろぐ。その後、「喜盛の湯」という温泉に連れて行ってもらいゆっくりと湯につかってから、バスで弘前に向かう。車窓からみた夕暮れの岩手山は絶景だった。
 弘前も寒い!夜はバー「アサイラム」で飲む。今日からSさん夫婦宅に連泊。

2009年11月20日金曜日

あれから20年

盛岡 紅茶の店しゅん
 盛岡寒!。予想はしていたのだが、先週の沖縄と比べるとえらい温度差。
 しゅんは、初めて訪れた13年前から、自分にとって懐かしい場所だった。しゅんに来る目的はライブをやることだけじゃなくなっている。例えばそれは、店 内のカウンター席に座って、おいしい紅茶をゆっくりといただくことや、征子さん&あゆみちゃん親子、瀬川さんらと笑顔で再会することだったりする。
 しゅんには60歳をこえる年季の入ったヤマハのグランドピアノが置かれているのだが、前回のライブで弾かせてもらった時は、相当にがたがきていて、これ はいよいよ弾き納めかと覚悟した。それが今回、調律師さんによる丁寧なメンテナンスがほどこされて、見事によみがえった。素晴らしい。
 この日、ライブに足を運んでくれたお客さんの中には、お父さんがオレのファンで、幼い頃からずっとCDを聴かされ続けていたという20歳の女学生さんが いる一方で、20年前から自分のライブに足を運び続けてくれているという人もいたりして、ちょっと感慨深いものがあった。大学を卒業してから20年、ずっ とこの仕事を続けているんだなあと。ありがたいことだ。

2009年11月18日水曜日

打ち上げを兼ねたステージ

代官山 晴れたら空に豆まいて 
「Creamy Music」
【出演】ゲントウキ/Saigenji/種ともこ/リクオ
 今月2度目の晴れ豆出演。種さん、Saigenjiとの共演は久し振り。ゲントウキは初めて。
 自分の出番は最後。楽屋がそう広くなくて、しかも客席を通らないと楽屋に行けないという煩わしさもあり、この日は出番まで客席後方にいて、すべての出演者のステージを観させてもらうことにした。これがよかった。
 ゲントウキの田中君は関西出身で、10代の頃からオレの音楽を聴いてくれていたそう。とてもグルーヴィーなバンドサウンド。楽曲も洗練されていてクオリティーが高かった。キーボードは元SGホネオカのチャッピーシマオカ。
 久し振りに観たSaigenjiは、リズムの切れが更にすざましいことになっていた。ハシケンもカヴァーしている「風の轍」いい歌やな。
 種さんの声はうらやましい。童謡のアレンジが実に斬新。彼女のピアノ弾き語りアルバムを聴いてみたくなった。
 皆のステージを観たら、触発されて、ぐぐぐっとモチベーションが上がった。
 出演時間がかなり押して、電車で帰るとなると、打ち上げには参加できそうになかったので、自分のステージは、打ち上げも兼ねることに勝手に決めて、飲み ながら演奏する。ライブの途中から、まるで打ち上げの3次会で入ったバーに置いてあったピアノを酔っぱらいながら弾いているような気分。
 楽しいステージ&打ち上げになったように思う。後ろ髪ひかれる思いもあったけれど、実際の打ち上げには参加せず、まっすぐに帰宅。

2009年11月17日火曜日

足して駄目なら引いてみろーレコーディング全過程終了

虎ノ門にあるポニーキャニオンのスタジオで、レコーディング&ミックスをお願いしたパードン木村さん、A&RのOさん、Nさん、立ち会いのもとに、レコーディングの最終行程であるマスタリングを行う。
 マスタリングエンジニアの能瀬さんと仕事をするのは今回が初めて。響き、空気感、息づかい、色気を大切にした音作りを理解した上で、落としどころのツボを心得た実にプロフェッショナルな手際だった。
 ミックスの段階で、なるべくマスタリングで手を加えないですむ音作りを目指したので、ほとんどEQをいじらない曲もあった。音を圧縮するコンプレッ サー、リミッターの使用も最小限にとどめられた。それでいて音量、音圧に物足りなさを感じることはなかった。こんなことは今迄あり得なかった。
 今回のレコーディングは一環して、足し算ではなく引き算の発想で進められた。レコーディング前は、弾き語りにいくつかのアコースティック楽器が加わった 小編成での録音を考えていたのだが、最終的には完全ピアノ弾き語りというスタイルに行き着いた。しかも多くの曲は歌とピアノの同時演奏。つまり一発録りで ある。
 一人での演奏にも関わらず、これだけ共鳴を感じながらのレコーディングは初めての体験だった。それは音響の面だけでなく、江ノ島の自然や、カヴァーした 歌世界など、さまざまな要素との共鳴だった。昼間は江ノ島を一望しながら自然の力を借りて、夜はアルコールの力を借りてレコーディングを進めた。これは自 分がツアー暮らしのなかで身につけた生活スタイルそのものだ。
 変わり続ける過程での現在の自分と、変わることのない自分の資質の両方が、とてもよく反映された作品になったと思う。
 最後の曲のマスタリングが終わった瞬間、隣にいたパードンさんと両手でがっちりと握手。

2009年11月15日日曜日

アサイラム2009、多いに満喫

「ASYLUM2009~Sakurazaka Music and Art Weekend~」
【場所】沖縄県那覇市 桜坂劇場ホールB
「Best Harvest vol.11」
【出演】リクオ・踊ろうマチルダ

 結構飲んだ割には、すっきりした寝覚め。
 日中は沖縄在住ソウルフラワーの英ちゃん(伊丹英子)とランチを食べて、色々と話しする。2人で牧志界隈をしばらく歩いていたのだけれど、英ちゃんが街の風景に溶け込んでいたのが印象的。
 おじい、おばあが軒先の椅子に座ってだべっていたり、子供が遊び回っていたり、猫がのんびりとお昼寝していたり、犬が徘徊していたり、このあたりは原風景を思わせる懐かしい光景が日常だ。

 この日の共演者、踊ろうマチルダのとは初共演、初対面。知り合いからCDを聴かされて興味を持っていたので、共演を楽しみにしていた。もっとひねくれた風かと想像していたら、案外素直な応対。リハーサル前に楽屋で、セッションを提案したらすぐにOK。
 踊ろうマチルダはバンドではなくソロアーティスト。念のため。27歳だそう。放浪とろくでなしへの憧れと共感に満ちた歌世界。また面白い奴が出てきたな あ。新世代のホーボーミュージシャンって感じで、勝手に親しみを感じてしまった。一見、一聴したところは、年不相応の渋みが印象に残りそうだけれど、彼の 魅力の一つはある種の瑞々しさだと思う。ちょっとブルーハーツの頃のマーシーを思い出したな。今のマチルダも面白いけれど、10年後、20年後も楽しみに 思える存在。彼のことをどう呼べばいいか悩んで「マッチー」などと呼んでみた。

 イベント最終日の打ち上げ乾杯の音頭もやはり自分が指名を受け、役割を全うする。参加者多数で、実に賑やかな打ち上げ。打ち上げの席で日本のフォークシ ンガーの草分け的存在である加川良さんと久し振りに色々と話しさせてもらう。若い頃に良さんや友部さん、有山さんのようなホーボーの先人に出会えたことは 自分の大きな財産である。
 
 那覇の夜は長い。2軒目では地元のジャズメン達も参加してのセッション大会。マチルダもセッションに参加。いや~、最高に盛り上がったなあ。

 3日間、嬉しい出会い、再会が色々。アサイラム2009、多いに満喫。
 ありがとう桜坂劇場。