「ASYLUM2009~Sakurazaka Music and Art Weekend~」
【場所】沖縄県那覇市 桜坂劇場ホールB
「Best Harvest vol.11」
【出演】リクオ・踊ろうマチルダ
結構飲んだ割には、すっきりした寝覚め。
日中は沖縄在住ソウルフラワーの英ちゃん(伊丹英子)とランチを食べて、色々と話しする。2人で牧志界隈をしばらく歩いていたのだけれど、英ちゃんが街の風景に溶け込んでいたのが印象的。
おじい、おばあが軒先の椅子に座ってだべっていたり、子供が遊び回っていたり、猫がのんびりとお昼寝していたり、犬が徘徊していたり、このあたりは原風景を思わせる懐かしい光景が日常だ。
この日の共演者、踊ろうマチルダのとは初共演、初対面。知り合いからCDを聴かされて興味を持っていたので、共演を楽しみにしていた。もっとひねくれた風かと想像していたら、案外素直な応対。リハーサル前に楽屋で、セッションを提案したらすぐにOK。
踊ろうマチルダはバンドではなくソロアーティスト。念のため。27歳だそう。放浪とろくでなしへの憧れと共感に満ちた歌世界。また面白い奴が出てきたな
あ。新世代のホーボーミュージシャンって感じで、勝手に親しみを感じてしまった。一見、一聴したところは、年不相応の渋みが印象に残りそうだけれど、彼の
魅力の一つはある種の瑞々しさだと思う。ちょっとブルーハーツの頃のマーシーを思い出したな。今のマチルダも面白いけれど、10年後、20年後も楽しみに
思える存在。彼のことをどう呼べばいいか悩んで「マッチー」などと呼んでみた。
イベント最終日の打ち上げ乾杯の音頭もやはり自分が指名を受け、役割を全うする。参加者多数で、実に賑やかな打ち上げ。打ち上げの席で日本のフォークシ
ンガーの草分け的存在である加川良さんと久し振りに色々と話しさせてもらう。若い頃に良さんや友部さん、有山さんのようなホーボーの先人に出会えたことは
自分の大きな財産である。
那覇の夜は長い。2軒目では地元のジャズメン達も参加してのセッション大会。マチルダもセッションに参加。いや~、最高に盛り上がったなあ。
3日間、嬉しい出会い、再会が色々。アサイラム2009、多いに満喫。
ありがとう桜坂劇場。
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