京都 磔磔 ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬・リクオ・高木克) 約1年振りのアコパルツアーである。今回のツアーには、奥野君に変わって、今年からソウルフラワーユニオンの新メンバーになった高木克が参加。 克ちゃんとの出会いはもう18、9年前に遡る。当時の彼はバッドボーイズなロケンロールバンドでエレキギターをかき鳴らしていたのだが、その後、アコー スティック楽器を使用した演奏にも幅を拡げて、今回はブズーキ、マンドリン、ペダルスティールでの参加。 彼の参加によりアコパルのサウンドは、より旅の風情が深まった感じ。 この日の磔磔のお客さんは、いわゆる出来上がった状態だった。ライブの最初から最後まで素晴らしい盛り上がり。数年間ツアーを重ねることによって、アコ パルならではのオープンな空気感が、ステージ側だけでなく、客席の側でも出来上がってきたようだ。アンコール後も客席からの合唱がなかなか収まらないライ ブというのもめずらしい。 飲んで、歌って、体を揺らし、哀しみも、苦しみも、歓びも、すべてを笑い飛ばす。実に風通しの良い開放感が充満したライブだった。 その場にいるすべての人達が一緒になって、共鳴空間、解放空間をコーディネイトしてゆくものがライブなのだということを、恐らく、この夜磔磔にいたすべての人達が実感したであろうライブだった。 | |
0 件のコメント:
コメントを投稿