2009年11月2日月曜日

時代の声

大阪南堀江 knave 
「PiPiPi_Piano」
【出演】リクオ/スチョリ/ひワマリ/アルケミスト
 knaveのブッキングマネージャーである堤野君は、7月に自分が参加した大阪イベント『見放題』のスタッフでもある。
 最近は堤野君のような、地元音楽シーンの活性化、ローカル発信を目指して、地域密着でさまざまなイベントを企画する若者が、関西でも増えてきているようで頼もしい。
 彼らとの付き合いを通して、さまざまな若い才能に出会うことができて、ありがたく思う。ただ、圧倒的な存在には、まだ出会っていない。それぞれに才能、センスを感じても、皆ある枠の中に自分から収まってしまうようなところに物足りなさを感じるのだ。
 もっと、思い上がっていて、持て余していて、どうしょうもない衝動を隠さない奴がいてもいいんじゃないか。それが若者の特権だと思うのだ。
 この日の共演者で、自分よりもふた回り近く下のひワマリさんの演奏を聴いていると、今の時代、彼女の世代の声だなという印象を持った。やはり、その時代、世代を象徴するような声というのがあるのだと思う。今の時代に自分の声はどう響くのだろう。

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